Spotifyが利用規約を更新し、新たにSpotifyの広告をブロックなどで回避する行為、および広告ブロックを目的としたツールの使用や配布を禁止する項目を追加しました。
Spotifyの広告をブロックする行為はアカウント停止の対象に
今回更新された利用規約では、ユーザーガイドラインの許可されない行為として、Spotifyの広告を回避またはブロックする行為、ブロックするよう作られたツールの使用、作成、配布が禁止事項として追加されました。
circumventing or blocking advertisements in the Spotify Service, or creating or distributing tools designed to block advertisements in the Spotify Service;
Spotifyサービスの広告を回避またはブロックする、またはSpotifyサービスの広告をブロックするよう設計されたツールの作成、配布すること。
違反時のペナルティについては、利用規約の期間および終了の項に「Spotifyサービスに対するアクセスを停止する」とあることから、即時アカウント停止(BAN)の対象となります。
Spotifyは、お客様によるSpotifyサービスおよび/またはコンテンツの無断使用もしくは本契約違反またはそのおそれがある場合を含み、いつでも、本契約を終了し、またはSpotifyサービスに対するお客様のアクセスを停止することができます。
補足となりますが、最近では音楽ストリーミングサービスで配信されている音楽をローカルに保存するツールもあるようですが、Spotifyではこれらの行為も違反行為に該当するので注意してください。
- Spotifyサービスもしくはコンテンツの全部または一部についての複製、再配布、再製、“リッピング”、録音、転送、公衆に対する公演や展示、放送もしくは公衆への提供、Spotifyサービスもしくはコンテンツのそれ以外の利用であって本契約もしくは適用される法律において明示的に許可されていないものまたはその他Spotifyサービスもしくはコンテンツもしくはその一部に対する知的財産権(著作権等)を侵害する行為。
- お客様がインポートまたは複製する法律上の権利のないローカルファイルのインポートまたは複製のためのSpotifyサービスの利用。
- いかなる方法であれキャッシュに格納されたコンテンツの複製を許諾されたデバイスから他のデバイスへ移すこと。
執筆時点ではUS版の利用規約のみ更新され、日本版の利用規約は更新されていませんが、近いうちに日本版の利用規約も同様の内容に変更されるものと思われます。
もし現在、Spotifyで配信されている広告をブロックするようなツールを使用している場合は、今後は利用規約違反となるため使用を控え、広告が煩わしく感じる場合はプレミアムプランを契約を検討してください。
via:THEVERGE
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