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【Twitter】いいね!機能の廃止は誤り 公式Twitterアカウントも噂を否定する

Twitterで「いいね!機能が廃止」との噂が広がっていますが、公式Twitterアカウントも噂を否定するほど話題になっているので、今回の件の経緯と事実を解説します。

海外記事から「いいね!が廃止」の誤報が広がる

イギリスの新聞社”デイリー・テレグラフ”が、ウェブ記事「Twitter to remove ‘like’ tool in a bid to improve the quality of debate(Twitterはいいね!機能を廃止して議論を向上させる)」を公開し、記事タイトルと冒頭の文章が独り歩きしてしまった結果、Twitterで「いいね!機能が廃止される」との誤報が広がりました。

Twitter is planning to remove the ability to “like” tweets in a radical move that aims to improve the quality of debate on the social network.

(意訳)Twitterはソーシャルネットワーク上での議論の質を向上するために急進的な動きをしており、ツイートの「いいね!」の機能を廃止する計画だ。

引用:Telegraph

会員登録をすることで読める全文に広報の話が掲載

ウェブ版のデイリー・テレグラフでは、会員登録をすることで上に続く全文を確認できますが、記事の続きではTwitter広報担当社の話として「現時点では具体的な計画について話す予定はない」「健全な会話に繋がる行動を促すことを目指して、あらゆる変更を試し検討している」と書かれており、今回の話は”いいね!”に限った話では無いことがわかります。

これらのことから”いいね!”の廃止が決定したわけでは無く、Twitterとしての健全な在り方を目指す一環として、”いいね!”を含むあらゆる機能の見直しがありえるということになります。

※ “健全な会話”とは、デイリー・テレグラフの記事や公式Twitterアカウントのツイートを読む限りでは、会話として成り立たないツイート(いいね!やRTを要求するツイートなど)を排除したいように思えます。

公式Twitterアカウントが今回の件を否定

デイリー・テレグラフの記事が世界的にも話題になったことから、Twitterは公式アカウントでも「健全な会話を促すために、全てのサービスを見直しており、その中にそのようなボタン(いいね!)も含まれている」と説明し、また「現在は初期段階で情報を共有する予定はない」と述べています。

簡単にこれらをまとめると、現時点では”いいね!”の廃止が決定した訳では無く、Twitterとして健全な会話を目指す一環として、“いいね!”を含むあらゆる機能の試行錯誤を繰り返し、今後も改善を続けていくという話になりそうです。

※ 一部文章を変更しました。記事の本質(内容)自体は変更ありません。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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