2025年6月2日現在、iOS版Xアプリに新機能「Xチャット」が追加されました。XチャットはDMよりも高い秘匿性を持つメッセージ機能で、一定時間後に消えるメッセージ(バニッシュモード)を使用できます。
本記事では、消えるメッセージの設定方法やメッセージが消えた後の状態、設定されているバニッシュモードの時間を確認する方法について解説します。
目次
消えるメッセージ(バニッシュモード)の使い方
2025年6月2日、iOS版Xアプリで新機能「Xチャット」がベータ版として提供開始されました。
Xチャットは、端末間のエンドツーエンドの暗号化に対応した高い秘匿性を持つメッセージ機能になっており、一定時間が経過するとメッセージが自動的に消える「バニッシュモード」機能も用意されています。
バニッシュモードはデフォルトでオフに設定されているため、この機能を使用する場合はXチャットのグループごとに設定する必要があります。
- Xアプリで「Xチャット」を開く
- 任意のメッセージを開く
- 画面上部の「プロフィールアイコン」をタップ
- 「消えるメッセージ」をタップ
- メッセージを自動削除する時間をタップ
消えるメッセージの設定時間、見分け方について
Xチャットで「消えるメッセージ」を設定すると、メッセージに「●●さんがバニッシュモードを(時間)に設定しました」と表示され、プロフィールアイコンとメッセージの吹き出しに時計マークが表示されます。
設定時間が経過するとメッセージは完全に削除され、「このメッセージは削除されました」といったような痕跡も残らず、メッセージ自体が完全に削除されます。
なお、バニッシュモードの設定前に送信したメッセージは、設定後も削除されることなく残り続ける仕様になっているため、自動で消えるメッセージは「バニッシュモードで送信したメッセージ」のみです。
消えるメッセージのスクショは可能、通知は届かない
バニッシュモードが設定されたメッセージは、画面を開いたままにしても設定時間を過ぎると自動的に削除されるため、メッセージを読み直したい場合は、スクリーンショットを撮るなどの対策が必要です。
Xチャットは高い秘匿性を持つ機能であることから、スクリーンショットに制限がかかっている可能性を考えたものの、現時点ではスクショしても相手に通知が届くことは無く、メッセージ本文も問題なくキャプチャできました。
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