iOS9でネットワークプリント機能「AirPrint」に新しく印刷プレビュー機能や印刷範囲の設定が追加されることがわかりました。
WWDC2015では発表されていない機能の1つですが、AirPrint対応プリンターを持っているユーザーからすれば、中々便利な追加機能となりそうです。
目次
不便だったAirPrint
iOS8.XまでのAirPrint機能では、部数の選択と両面印刷の設定しかすることができませんでした。
そのため、印刷してみると無駄に余白の多いページが印刷されてしまったり、必要の無いページも印刷せざる得ない状況でした。
AirPrintの現状(iOS8.3)
iOS9からのAirPrint
iDownloadBlogによると、iOS9のプリント画面に新しく以下の機能が追加されているとのことです。
- 印刷範囲の設定
- 印刷プレビュー機能
- 印刷ページのスキップ(除外)機能
プレビューを確認しながら印刷するページを自由に設定できるようになったことで、ミスプリントをする機会はグッと減ると思います。
また、印刷対象から指定したページを除外することもできるようなので、本当に必要な情報にだけ絞って印刷することも出来そうです。
ただ、細かいページレイアウト(ヘッダー・フッター、余白云々..)に関しての設定はiOS9.0では追加されていないようです。
つぶやき
設定項目が豊富になることは非常に嬉しいのですが、AirPrintを搭載した時点で出来なかったのだろうか?と少し疑問です。
これらの追加機能によってAirPrintが便利になることは間違いないのですが、機能の中身としてはごくごく普通の機能です。
最近のAppleは守りの姿勢に入っている感が否めないので、もう少し昔みたいなチャレンジ精神を取り返してほしいです。
コメントを投稿する(承認後に反映)