2026年7月28日、AppleからwatchOS26.6アップデートがリリースされました。
今回のアップデートにはバグ修正とセキュリティアップデートが含まれており、CVE-ID基準で100件もの脆弱性が修正されています。
実際にアップデートを適用済みですが、watchOSのインストール時にエラーが発生し、アップデート完了までに約51分要しました。以下詳細です。
目次
watchOS26.6はバグ修正と100件の脆弱性が修正
今回リリースされたwatchOS26.6は、主にバグ修正とセキュリティアップデートが含まれており、機能の追加や変更は確認されていません。
セキュリティアップデートでは、CVE-ID基準で100件の脆弱性が修正されており、Webブラウザエンジン「WebKit」の修正が29件と最多です。システムの中核となるカーネル関連の脆弱性も20件修正されています。
watchOS 26.6
421MBこのアップデートには、Apple Watch用のバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:https://support.apple.com/ja-jp/100100
今回のアップデートのように、ソフトウェアアップデートでは、新機能やさまざまな改善が追加される一方で、パフォーマンスやバッテリー駆動時間に影響する場合があります。詳しくは以下をご覧ください:https://support.apple.com/ja-jp/125039
WebKitとカーネルの修正が中心、iOS26.6も同日リリース
セキュリティアップデートには「悪用が確認された」と記載された脆弱性は含まれていませんが、中核のカーネルに関する修正も含むため、アップデートの適用をおすすめします。
Apple WatchにはWebブラウザアプリがないものの、watchOS 5以降はメールやメッセージ内のリンクを開く際にWebKitが使われています。
なお、同日リリースされたiOS26.6も87件の脆弱性の修正が含まれているため、iPhoneのソフトウェアアップデートもあわせて確認してください。
| コンポーネント | 影響の内容 | CVE-ID |
|---|---|---|
| AVEVideoEncoder | アプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる | CVE-2026-64747 |
| SceneKit | 悪意のあるファイルの処理で任意のコードが実行される | CVE-2026-64766 ほか3件 |
| MediaRemote | アプリがroot権限を取得できる | CVE-2026-43723 |
| libc | 悪意のあるアプリがサンドボックスから脱出できる | CVE-2026-28973 |
| WebKit | 悪意のあるWebコンテンツの処理でメモリ破損が発生する | CVE-2026-43731 / CVE-2026-43715 |
| 悪意のあるWebサイトがサンドボックス外で制限されたコンテンツを処理できる | CVE-2026-43725 / CVE-2026-43701 | |
| Kernel | リモートのユーザーがカーネルメモリを破損させる | CVE-2026-43810 |
| リモートの攻撃者がネットワークフィルタを回避できる | CVE-2026-64735 | |
| ImageIO | 悪意のある画像の処理でプロセスメモリが破損する | CVE-2026-64716 |
| Contacts | 悪意のある連絡先の処理で機密データが漏えいする | CVE-2026-64734 |
watchOS26.6のすべてのセキュリティアップデートの内容は「About the security content of watchOS 26.6」で確認できます。
watchOS26.6のアップデートの所要時間と発生した問題
筆者のApple Watch Series 7では、watchOS26.5からwatchOS26.6へのアップデートでダウンロードサイズが421MB、51分で完了しました。
ただ、筆者の端末ではアップデートの「準備中」フェーズがスタックし、エラーが発生して中断されたため、通常よりも長引いた可能性があります。
アップデートをインストールできません
Apple Watchに最新バージョンのwatchOSをインストールする際にエラーが起きました。
エラーが発生した後、再度インストールボタンをタップしたところ問題なく処理が進み、再試行したインストール処理は8分で完了しました。
2つ前のwatchOS26.4アップデートでも同じ問題が発生していたため、何らかの理由で「準備中」フェーズがタイムアウトし、エラーが起きるケースがあるものと推測されます。
なお、アップデート完了後は特に問題は起きておらず、問題なく動作しています。
watchOS26.6にアップデートする方法と注意点
watchOS26.6にアップデートする場合は、Apple Watchを50%以上まで充電し、iPhoneをWi-Fiに接続した状態でアップデートを進めてください。
アップデート中はApple Watchを充電器に載せたままにして、再起動したりWatchアプリを終了したりせずにアップデート完了を待ってください。
アップデートが完了すると「watchOS 26.6 最新のバグ修正およびセキュリティの強化がすべてインストールされ、Apple Watchは最新の状態になりました」と表示されます。
iOSアップデートは10〜20分程度で終わることが多いものの、watchOSアップデートは更に長い時間がかかることもあるため、時間に余裕を持ってアップデートすることをおすすめします。
検証・調査の詳細
検証アプリ
watchOS
26.6
OS
watchOS26.6
端末
Apple Watch Series 7
検証結果・調査概要
watchOS26.5からwatchOS26.6へのアップデートを実施。ダウンロードサイズ421MB、完了まで51分。準備中の段階で「アップデートをインストールできません」というエラーが発生して中断。再度インストールを実行したところ8分で完了。同じエラーはwatchOS26.4のアップデート時にも発生していました。



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