2026年5月8日現在、家計簿アプリ「マネーフォワードME」で銀行口座や金融機関サービスと連携できない状態が続いています。
この状況を受けて、プレミアムサービス利用者からは「返金できないの?」といった、利用料金に関する疑問の声が増えています。
結論を先に述べると、プレミアム機能には「サービス継続性保証(SLA)」が付帯していますが、口座連携機能は保証対象外のため、規約上は公式からの返金は行われない可能性が高いです。
目次
銀行口座連携が止まった理由
2026年5月、マネーフォワードが開発やシステム管理に利用している「GitHub」の認証情報が漏洩し、不正アクセスが発生しました。
この影響により、マネーフォワード MEでは安全性を確認するまでの間、銀行口座や金融機関サービスとの連携が停止する措置を行っており、 2026年5月8日現在も連携機能が停止しています。

事象の発覚後、当社グループでは速やかに追加被害を防ぐため措置を行っていることから、サービスの安全運営に支障はないと考えております。一方で、各提携金融機関との安全性の確認を万全なものとするため、銀行口座連携機能を一時的に停止する運びとなりました。
口座連携の停止を理由にした返金は難しい?
マネーフォワードMEでは、銀行口座や金融機関サービスなどの連携を制限なく利用できる、有料の「プレミアムサービス」が提供されています。
「家庭資産レポート」などの機能も用意されていますが、複数口座の一元管理を目的として課金されている方も多いと思います。
筆者自身もその一人ですが、口座連携ができない状況を理由に返金を希望する声がSNS上で増えている状況です(Xの投稿1、投稿2)。
実際、返金を要望することが現実的か調べたところ、現時点では以下の理由からマネーフォワード公式からの返金はハードルが高いと考えられます。
サービス継続保証に「口座連携機能」は含まれない
マネーフォワードのプレミアム機能には、サービス稼働時間を99.5%以上を維持を保証する「サービス継続性保証(SLA)」が付帯しています。
サービスレベルアグリーメントのことで、本サービスの稼働時間を99.5%以上維持することを保証いたします。
具体的には月間のサービス停止状態を3.6時間以内にするものです。
「この保証で返金を受けられるのでは?」との声もありますが、返金可否を判定する「使用不能時間」に口座連携機能は含まれていません。
3.前項に規定する使用不能時間とは、本サービスの全利用者の5%を超える人数が、次の各号に該当する時間(以下、次の各号に該当する状態を「サービス停止状態」といいます。)をいいます。
(1) 本サイトを表示できない時間
(2) 本サービスにログインできない時間
(3) 本サービスによる情報を閲覧することができない時間
マネーフォワードME公式サイト上のプレミアムサービスを紹介するページでは、口座連携機能がSLAの保証対象に含まれないことが明記されています。
サービス継続性保証(SLA)
サービスの稼働時間を99.5%以上維持することを保証。※口座連携機能は保証対象に含まれていません。
ただし、 マネーフォワードが例外として返金や補填を行う可能性も考えられるため、定期的に「お知らせ・メンテナンス」で最新情報の確認をおすすめします。
サービス継続保証による返金が検討されるケース
マネーフォワード自体に全くアクセスできない、または過去に取得済みの残高すら閲覧不能な状態が続いた場合は、返金が検討される可能性があります。
ただし、利用規約には除外自由が設けられているため、実際に返金が認められるにはハードルが高いのが実情です(リアルタイムの稼働状況も非公開)。
4.前項にかかわらず、次の各号に該当する場合は、使用不能時間に当たらないものとします。
(1) 午前1時から午前6時(日本時間)までの間のサービス停止状態
(2) 10分未満のサービス停止状態
(3) 利用者の環境に依存するサービス停止状態
(4) システムアップデートによるサービス停止状態のうち、当社が当該アップデート開始の5日以上前に本サイト又は本アプリにより告知した時間帯におけるサービス停止状態
(5) 本利用規約に基づきサービスが中断・停止する場合
ストアに返金をリクエストする手段も(App Store・Google Play)
マネーフォワード公式からの返金は難しいですが、App StoreやGoogle Play経由で登録している場合は、ストアに返金を申請する手段もあります。
返金の可否はストア判断になりますが、「有料機能の一部が継続的に使えず、利用目的を果たせない」といった理由であれば、申請する価値はあります。
追記:X上でApp Storeにて返金申請が受理された事例が報告されています(Xの投稿)。
- 「reportaproblem.apple.com」にサインインブラウザで「reportaproblem.apple.com」アクセスし、Apple Accountを入力してサインインする。
- 「返金をリクエストする」を選択「項目を選択してください」を選択し、候補から返金リクエストを選択する。
- 「その他」を選択「詳細を選択してください」を選択し、候補からその他を選択する。
- 「次へ」をタップ詳細選択欄の右にある、青いボタンの「次へ」をタップする。
- 詳細を入力して「次へ」をタップ返金を求める理由を詳しく記載する、有料機能の一部が使えず当初登録した目的を果たせないなど。
- 「送信」をタップ返金リクエストの詳細として説明が表示されるので、送信をタップする。

Androidをお使いの場合は、Google Playヘルプの「Google Playの払い戻しをリクエストする」にアクセスし、指示に従って操作を進めてください。
※ Google Playの場合は、購入から48時間以内に返金リクエストをすると、スムーズに処理が進む可能性があります。
プレミアムサービスの更新を停止して様子を見る選択肢
口座連携機能の復旧が長期化する可能性もあるため、プレミアムサービスの更新日が近い場合は、一旦更新を停止して様子を見るのも一つの手段です。
プレミアムサービスの更新を止めても、これまでに連携した金融機関や入出金データは削除されないので、復旧後に再登録すると出費を減らせます。
プレミアムサービスを解約されましても、連携中の金融機関や入出金データ等が削除されることはございません。
非表示となった口座や明細は、再度プレミアムサービスにお申込みいただくことで、閲覧が可能となります。引用:マネーフォワード ME
よくある質問(FAQ)
情報の正確性と実機検証プロセス:
- 最終検証日: 2026年5月8日
- 検証アプリ: iOS版マネーフォワードME(プレミアム登録済)
- 使用OS: iOS26.4.2
- 使用端末: iPhone17
- 検証結果: マネーフォワードのプレミアムサービスの返金を希望するユーザーが多く見られたため、利用規約等を参考に返金の申し出が現実的か調査。口座連携機能はSLAの補償対象外と判明し難しいと判断。
- 参考にした情報源: プレミアムサービス利用規約 第9条(サービス継続性保証)



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