2026年3月3日現在、PayPayを装った詐欺SMS「【お知らせ】料金引落ができませんでした。期限内にオンラインでお支払いをお願いいたします。URL」が出回っています。
筆者の検証環境でSMSに記載されたURLを確認したところ、URLの一部に「paypay」を含む不審なウェブサイトに転送され、PayPayアプリを開くよう促す画面が表示されました。
画面に従ってPayPayアプリを開いてしまうと、不審なアカウント「携帯料金(6850円)」への送金確認画面が表示されるため、誤って送金しないよう注意してください。以下詳細です。
目次
「料金引落ができませんでした。期限内にオンラインでお支払」詐欺SMSが増加
2026年3月頃から、料金引落ができなかったとして、オンラインでの支払いを求める詐欺SMSが出回っています。差出人には「PayPay」と表示されますが、PayPayから送られた正規のSMSではないので無視してください。
PayPayを装った詐欺SMSは数ヶ月前から出回っており、同じ手口のドコモを装ったケースやPayPay請求書払いを騙るパターンも確認しています。PayPayを名乗る差出人から引落失敗に関するSMSが届いた場合は警戒してください。
【お知らせ】料金引落ができませんでした。期限内にオンラインでお支払をお願いいたします。 https://○○○
本物のPayPayアプリが開く「6,850円」の送金画面に注意
実際に検証端末でSMSに記載のURLを確認したところ、URLの一部に「paypay」を含むページ(https://paypay.○○○.me)に転送され、PayPayアプリに移動することを促されました。
筆者の場合はiPhoneを使用していますが、Safariからアプリに移動できる見慣れた「PayPayアプリで開く」や「このページを "PayPay" で開きますか?」が表示されるため、違和感なく移動してしまいそうになります。

フィッシング詐欺では、個人情報の入力を求められることで踏みとどまることも多いですが、この手口では端末のPayPayアプリから送金させようとするため騙されるケースも多そうです。
SMSのURLからPayPayアプリに移動すると、不審なアカウント「携帯料金(6850円)」に6,850円を送金する画面が表示されるので、誤って送るボタンをタップしないよう注意してください。

送信してしまった場合は「受け取り前」ならキャンセル可能
不審なアカウントに送金してしまった場合、相手が受け取る前であればPayPayアプリのホームで「取引履歴」を選択し、「受け取り依頼をキャンセルする」をタップすると中止できます。
受け取り依頼をキャンセルできない場合は、既に受け取られている可能性があります。残高を送る・受け取る機能による被害はPayPayの補償対象外のため、最寄りの警察署や消費者センターでの相談が必要です。
お客様ご自身がPayPayの残高を送る・受け取る機能を使っているため、PayPayの補償制度の対象外となります。
引用:PayPay
「送る・受け取る」を悪用した詐欺アカウントを報告する
PayPayの「送る機能」で被害にあった場合、PayPayの補償は受けられませんが、以下の手順で報告すると詐欺被害の防止対策に活用されます。悪意のあるアカウントの凍結に繋がる可能性もあるため報告をお勧めします。
送金をキャンセルする手順:
- PayPayアプリで「送る」をタップ
- 履歴から報告したい相手とのチャットを開く
- 報告する取引をタップ
- 「取引を報告する」をタップ
- 詳細を入力し「この内容で報告する」か「報告して、この相手をブロックする」をタップ
お知らせいただいた内容は、詐欺被害の防止対策に活用いたします。
※調査の進捗や結果、またはその他のお問い合わせについては回答できません。引用:PayPay
携帯料金の支払い状況はキャリアの公式サイトやアプリで確認
PayPayから明細も記載されていない「料金引落ができません」や「料金引落に失敗」といったSMSが届くことはないため、この類のSMSが届いた場合は詐欺を疑ってください。
「携帯番号」や「携帯料金」などの簡易的な明細が記載されている場合は、SMSに記載されたURLは開かずにキャリアの公式サイトやアプリから支払い状況を確認してください。
キャリア各社のマイページ:


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