2025年12月26日時点、X(旧Twitter)で「データのアーカイブをダウンロード」がループし、アーカイブのリクエストページにアクセスできない不具合が発生しています。
筆者のアカウントでも同じ問題が発生しましたが、2要素認証の認証アプリやセキュリティキーの設定でメールアドレスを認証すると回避できました。以下詳細です。
目次
X「データのアーカイブのダウンロード」がループする不具合が発生
2025年12月頃から、X(旧Twitter)でアカウント情報やアカウント履歴を含む、データのアーカイブのダウンロードページにアクセスできない問題が発生しています。
この問題が発生すると、設定で「データのアーカイブをダウンロード」をクリックすると、リダイレクトが繰り返し発生し、Xロゴと読み込みマークのページをループします。

回避策:セキュリティキーの設定で本人確認をする
筆者のアカウントでも同じ問題が発生しましたが、X上で「セキュリティキーでメール認証だけ済ませると改善する」との情報があったので試したところ、不具合を回避できました(ユーザーの言及:ポスト1)。
2要素認証で「セキュリティキー」を使用していない場合は、以下の手順で本人確認だけ済ませ、セキュリティキーの設定をキャンセルすることで不具合を回避できないか試してください。
セキュリティキー設定を使った対処法:
- ブラウザ版Xで「設定とプライバシー」を開く
- 「セキュリティとアカウントアクセス」をクリック
- 「セキュリティ」をクリック
- 「2要素認証」をクリック
- 「セキュリティキー」にチェックを入れる
- パスワードを入力して「確認」をクリック
- 「コードを送信」をクリック
- メールアドレスに届く認証コードを入力
- "わずか2ステップでアカウントを保護する" で「×」をタップ
- 「データのアーカイブをダウンロード」にアクセスする

代替策:2要素認証(認証アプリ)の一時解除と再ログイン
前述したセキュリティキーによる対処法では改善しない場合や、セキュリティキーを設定済みの場合は、認証アプリの一時解除と再ログインを試してください(ユーザーの言及:ポスト2)。
この方法でも「データのアーカイブをダウンロード」にアクセスできることを確認しましたが、認証アプリを一時的にオフにする必要があるためリスクがあります。認証アプリの再設定を忘れないよう注意してください。
認証アプリの設定経由の対処手順:
- ブラウザ版Xで「設定とプライバシー」を開く
- 「セキュリティとアカウントアクセス」をクリック
- 「セキュリティ」をクリック
- 「2要素認証」をクリック
- 「認証アプリ」のチェックを外す
- パスワードを入力して「確認」をクリック
- 「オフにする」をクリック
- Xからログアウトし、再ログインする(SMSやメールによる認証が必要)
- 2要素認証を再設定する
- 「データのアーカイブをダウンロード」にアクセスする
認証アプリを使用していない場合の対処
2要素認証で認証アプリを使用していない場合は、一旦認証アプリを設定してから、認証アプリの解除と再ログインを行うことで不具合を回避できないか試してください。
認証アプリの設定手順:
パスワード入力を要求されると不具合が再発する
筆者のアカウントでは、認証アプリを解除することで一時的に問題が解消しましたが、時間が経つと再発しました。
「データのアーカイブをダウンロード」にアクセスした際、パスワード入力を求められると問題が再発したので、アカウント認証時に不具合が起きている可能性があります。
根本的な解決にはX側の修正が必要なため、それまでは必要に応じて「認証アプリの解除と再ログイン」や「セキュリティーの設定で本人確認」で対処する必要があります。


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