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インターネットホットラインセンターを装った詐欺電話に注意(+1844など)

2025年5月27日現在、+1 (844)などから始まる電話番号から、インターネットホットラインセンターを装った詐欺電話の着信が報告されています。

着信を受けたユーザーから「電話が使えなくなると言われた」「第三者の通報により利用停止になるとの連絡だった」といった報告が増えているので注意してください。

インターネットホットラインセンターを装った詐欺電話

2025年5月27日現在、「+1 (844)」や「+1 (833) 」から始まる電話番号から、インターネットホットラインセンターを装った自動音声による詐欺電話の着信が報告されています。

最近の特殊詐欺電話では、特定の国番号からの着信が急増する傾向が見られますが、今回は+1844(北米)、+53(キューバ)、+7(カザフスタン)など、様々なパターンの国番号が確認されています。

  • +1 (844) 233-●●●●
  • +1 (833) 559-●●●●
  • +53224281●●●●
  • +70712807●●●●

※ インターネットホットラインセンターを騙る着信があった場合は、記事下部のコメント欄で番号を共有いただけますと幸いです。

「第三者により電話番号が利用停止」は詐欺

インターネットホットラインセンターを装った詐欺電話では、受話すると自動音声で「第三者通報によりお客様の電話番号が利用停止になります」と流れ、担当者に繋ぐよう促されます。

指示に従ってキーを押してしまうと、インターネットホットラインセンターや警察官を装った人物に転送されてしまう可能性が考えられるため、キーを押さずに通話を切るようにしてください。

こちらインターネットホットラインセンターです。第三者通報によりお客様の電話番号が利用停止になります。詳細について担当者に確認する場合は1番を押してください。

インターネットホットラインセンターから個人に電話はこない

インターネットホットラインセンターは、警察庁から業務委託を受けた公的機関で、インターネット上の違法情報等を通報できる窓口です。

同センターは警察への情報提供、プロバイダや掲示板管理者に対する対応依頼などを行っていますが、個人に対して電話番号の利用停止を通知することはしていません。

過去にはクレジットカードに未払料金があると称した詐欺も報告されていますが、インターネットホットラインセンターが個人に電話をすることはないため、今回のような電話は詐欺と考えて問題ありません。

インターネット・ホットラインセンターから個人に対して電話をすることは一切ありませんので、くれぐれもご注意ください。

引用:インターネットホットラインセンター

不明な発信者の消音、ライブ留守番電話で対策(iPhone)

不審な電話番号からの着信が相次ぐ場合は、スマートフォンの着信拒否機能、キャリアのフィルタリングサービスなどを活用して、国際電話をブロックするなどの対策を検討する必要もあるかと思います。

iPhoneの場合は、身に覚えのない電話番号からの着信を消音にできる機能があり、通話したことのない電話番号や連絡先に登録していない電話番号からの着信を消音、留守番電話に転送できます。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「電話」をタップ
  3. 「不明な発信者を消音」をタップ
  4. 「不明な発信者を消音」をオンにする

また、留守番電話の内容を自動で文字起こしできる、ライブ留守番電話機能も迷惑電話対策にお勧めです(iOS17以降)。

不審な着信があった際、一旦赤い受話器ボタンをタップして着信を拒否して留守番電話に送り、記録された録音内容を確認してから必要に応じて折り返すことができます。

筆者自身も、見慣れない市外局番や携帯電話番号、フリーダイヤルからの着信は一旦拒否して留守番電話に送り、ライブ留守番電話の記録や電話番号の口コミを確認してから必要に応じて折り返すことが多いです。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「アプリ」をタップ
  3. 「電話」をタップ
  4. 「ライブ留守番電話」をタップ
  5. 「ライブ留守番電話」をオンにする

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