【iPhone】iOS18でアクセスガイド中にスクショ・背面タップできない原因と詳細

iOS18アップデート後、アクセスガイド使用中に背面タップでスクリーンショット（スクショ）できない問題が報告されています。ユーザーからは「アクセスガイド中にスクショできない」「背面タップでスクリーンショットが撮れなくなった」といった声が挙がっています。

アクセスガイド中に背面タップでスクショが撮れない問題

iOS17以前では、アクセシビリティ機能の背面タップにスクリーンショットを割り当てることで、アクセスガイド中でもスクリーンショットを撮影できましたが、iOS18ではできなくなりました。

実際にiOS18とiOS17.7のデバイスで試したところ、iOS17.7ではシャッター音が再生され、スクリーンショットを撮影できましたが、iOS18ではシャッター音が再生されず、スクリーンショットも撮影できませんでした。

Appleサポートに確認したところ、「アクセスガイド中に背面タップでスクリーンショットを撮影できたのは、もともと不具合だった可能性がある」との回答を得ました。

実際、アクセスガイドは使用できるアプリや機能のコントロールを目的としたものであり、オプションから使用できるボタンや機能を変更できますが、そこに背面タップは含まれていません。

これまでアクセスガイドで「スクリーンショットの撮影」を許可していないにも関わらず、背面タップを使用すると撮影できる状態であったため、iOS18でこれが修正された可能性は考えられます。

ただ、Appleサポートも「不具合だった"可能性がある"」といった回答だったので、Appleが意図的にアクセスガイド中の背面タップを許可していた場合は、今後のアップデートで改善される可能性もあります。

アクセスガイドは、デバイスで 1 つのアプリしか使えないように制限します。どの機能を使えるようにするかもコントロールできます。お子様に自分のデバイスを使わせる場合や、ジェスチャの誤認が煩わしい場合は、アクセスガイドを有効にしておけます。

引用：Apple

筆者のデバイスで、アクセスガイドのオプションからサイドボタンとボリュームボタンをオンにしたところ、アクセスガイド中にサイドボタンとボリュームボタンの同時押しでスクリーンショットを撮影できました。

ただ、アクセスガイドを再起動したところ撮影できなくなったので、不具合である可能性があります。意図的に再現できればアクセスガイド中のスクショも可能ですが、現時点では再現に至っていません。

アクセスガイド中にスクショを許可する手順

※ 手順1でサイドボタンを3回クリックしても「オプション」が表示されない場合は、再度サイドボタンを3回クリックし、パスコードを入力してください。

iOS18でアクセスガイド中に背面タップが使えないことに不便を感じる場合は、Apple公式サイトからフィードバック（意見）を送信することができます。

今後のアップデートで、アクセスガイドのオプションに「背面タップ」が追加されることがあれば、iOS17以前のようにアクセスガイド中でも背面タップでスクショが撮影できるようになりそうです。