Appleが開発者向けに最新ソフトウェアアップデート、iOS 15.4やiPadOS 15.4などのRC版(Release Candidate version)をリリースしました。
- macOS 12.3 RC (21E230)
- iOS 15.4 RC (19E241)
- iPadOS 15.4 RC (19E241)
- watchOS 8.5 RC (19T242)
- tvOS 15.4 RC (19L440)
目次
リリース候補版となるRC版、正式版は来週リリース
今回開発者向けに配信されたRC版(Release Candidate version)は、正式版としてリリースされる候補に位置付けられる最終的なバージョンとなっており、大きな問題が無ければ正式版として一般ユーザー向けに配信されます。
なお、2022年3月18日似発売されるiPhone 13 / 13 Proの新色モデルにはiOS 15.4が標準搭載され、iOS 15.4の正式版は2022年3月14日の週にリリースすることをプレスリリースで明かしています。
iOS 15.4は、来週より無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。
iOS 15.4 betaで確認された機能と変更内容
以下はこれまでのiOS 15.4betaアップデートで確認された機能と変更内容の一部です。iOS 15.4にはリージョン(国)により使用できる機能、使用できない機能なども含まれている他、以下の内容は正式版では異なる場合もあるので参考程度としてください。
- 112個の新しい絵文字の追加
- オートメーションに「実行時に通知」オプションの追加
- ウォレットアプリにApple Cardウィジェットを追加(日本対象外)
- iCloudキーチェーンにメモ(NOTE)を添付できるオプションの追加
- iCloudキーチェーンにアラート表示をオフにするオプションの追加
- Safariでパスワードを自動保存する際にユーザー名とパスワードの入力が求められる仕様に変更
- すべてのアプリのアニメーションが120Hzに対応(iPhone 13 Pro)
- Face IDをマスク着用時でも使用できるオプション「Use Face ID With a Mask」の追加
- 有料プラン「iCloud+」のiCloudメールにカスタムドメインを設定できるオプションの追加
- SharePlay対応アプリの共有シートにSharePlayボタンを追加
- SONY DualSenseコントローラーのアダプティブトリガーファームウェア機能に対応
- Tap to Pay on iPhoneの対応(日本対象外)
- Siriに新しい声の追加(米国向け)
- AirTagを使ったストーカー行為を防止できる仕組みの追加
iPhoneのバックアップ作成、ストレージ空き容量の確保等の準備を
iOS 15.4はiOS 15.Xアップデートの中でも追加機能や変更点を多く含むアップデートとなる見込みです。
来週以降のアップデートに備えて、iPhoneの空き容量(ストレージ)の確保、バックアップデータの作成、またTwitterアプリを使用している場合は、勝手にログアウトされる不具合が生じる可能性があるためパスワードを確認しておくと安心かと思います。
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