iOS15.2アップデート適用後、Apple純正ブラウザアプリ「Safari」でページ全体(フルスクリーン)をスクリーンショット撮影できない、フルページのタブボタンが表示されない不具合が発生しています。
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Safariでフルページボタンが表示されない不具合
Apple純正ブラウザアプリ「Safari」では、スクリーンショットを撮影時に画面左下に表示されるプレビューをタップし、画面上部のフルページボタンからページ全体をPDFとして保存できますが、使用環境によりフルページボタンが表示されない不具合が発生する場合があります。
あれ?iOS15ってSafariでフルページをPDFでスクショ撮る方法変わったんだろうか?
一応Appleのサイトには『左下隅にあるスクリーンショットをタップしてから、「フルページ」をタップします。』
とはあるのだけど、以前あった場所に「フルページ」の選択肢が出てこないなぁ pic.twitter.com/gVHgDSaXT2
— リュー (@ryu2012) November 3, 2021
Safariのフルページボタンが消える不具合はiOS14.6の頃から報告されており、iOS15.2時点でも不具合の改善に至っていないようです。
フォルダに格納されたSafariで不具合が発生
筆者環境(iPhone 12 Pro/iOS15.2)では、ホーム画面に作成されたフォルダに格納されたSafariでのみ不具合が発生しており、Safariをフォルダの外に配置するか、Appライブラリから起動することで不具合を回避できることを確認しています。(要Safariの再起動)
Appサポートコミュニティでも筆者環境と同じように、Safariをホーム画面に直接配置することで不具合が解消したとの事例が寄せられています。
Safariのアイコンを他のappとフォルダーにまとめていませんか? Safariアイコンをフォルダーからホーム画面に出す事で フルスクリーンのボタンが表示されます。Appleサポートでも未解決の事象ですが…
改善しない場合はマークアップ機能を使う
もしSafariをホーム画面に直接配置してもフルページボタンが表示されない場合、iOSアップデートで不具合が解消されるまでの間は、以下のマークアップ機能を使った方法でページ全体のPDFを作成するようにしてください。
- 保存したいページを開き画面下の共有ボタンをタップ
- マークアップをタップ
- 左上の完了をタップ
- ファイルを保存をタップ
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