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【X(旧Twitter)】「Yep bro, you can check in our pinned」スパムの意味と目的について

2024年2月頃から、X(旧Twitter)でスパム「Yep bro, you can check in our pinned」がメンションで送られてくる事例が増えています。Xのロゴが設定されたアカウントから届くこともありますが、X公式からの通知では無いので注意してください。

スパム「Yep bro, you can check in our pinned」が急増

2024年2月頃から、X(旧Twitter)で不特定多数のユーザー名が羅列されたメンションが届き、それに続く形で「Yep bro, you can check in our pinned」といったリプライ、スパムが届く事例が増えています。

メンションの送信元のプロフィールアイコンには、Xのロゴが設定されている場合もありますが、これはX公式からの通知では無く、第三者による迷惑行為(スパム)であるため、騙されないよう注意してください。

@ユーザー名 @ユーザー名 @ユーザー名 @ユーザー名 @ユーザー名 @ユーザー名 @ユーザー名 @ユーザー名 ..

Yep bro, you can check in our pinned

「Yep bro, you can check in our pinned」の意味

スパムから送られてきた「Yep bro, you can check in our pinned」は、不特定多数のユーザーにメンションとして送られていることから、「やぁみんな、ピン留めされた投稿を確認してみて。」といった意味であり、固定ポストへの誘導を目的としたスパムです。

固定ポストには、後述するフィッシング詐欺として報告されているURLが掲載されている場合があるため、興味本位であってもリンク先にアクセスしないよう注意してください。

仮想通貨のプレゼントを称する不審なURLに注意

スパム「Yep bro, you can check in our pinned」を送信しているアカウントを確認したところ、固定ポストには仮想通貨(ビットコイン)をプレゼントすると称した、不審なURLリンクが掲載されていました。

🚀 Givеawаy x5000 ВTC оn HadoxBit 🏆
✅ Rеgister ➡️ https://tele○○○.ph/○○○
✅ Оfficial Twittеr ✅

URLリンクを確認したところ、一部のURLはCDN「Cloudflare」のセキュリティ機能によってフィッシング詐欺として検出されているものも確認できたため、安易にリンクを開かないよう注意してください。誤って開いてしまった場合は、速やかにページを閉じるようにしてください。

Suspected Phishing

This website has been reported for potential phishing.
Phishing is when a site attempts to steal sensitive information by falsely presenting as a safe source.

(訳) フィッシング詐欺の疑い
このウェブサイトは、潜在的なフィッシングの疑いで報告されています。
フィッシングとは、サイトが安全な情報源であるかのように偽り、機密情報を盗もうとする行為を指します。

不特定多数のユーザー宛てたメンション、スパムが届いた時の対処

不特定多数のユーザーにメンションを送るスパムは、昨年にも「Check my profile to get launch !」といった内容で拡散されており、今後も文章を変更するなどしてスパム活動が続く懸念があります。

もし「Yep bro, you can check in our pinned」などのスパムが届いた場合は、送信元のユーザーをスパムとして報告し、ブロックして無視するようにしてください。返信してしまうと、他のユーザーを巻き込む場合があるので注意してください。

スパムを報告・ブロックする手順

  1. ポスト右上にあるメニューボタン(・・・)をタップ
  2. @●●●さんをブロックをタップ
  3. ブロックの確認ダイアログが表示されるので、ブロックをタップ

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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