2021年8月3日現在、Safariなどでウェブページを閲覧している際に詐欺ページ「お使いのiPhoneが(13)個のウイルスにより深刻なダメージを受けています!まもなく、iPhoneのSIMカードが破損し、連絡先、写真、データ、アプリケーションなどがダメージを受けます。」が表示されたとの事例が相次いでいます。
偽の警告に従いアプリのインストール、設定をしてしまうと意図せず高額なサブスクリプションの購入等に繋がる場合があるので注意が必要です。
目次
偽のウイルス検出ページ「お使いのiPhoneが(13)個のウイルスにより深刻なダメージ」
SafariやChromeのブラウザアプリでウェブページを開くと、稀に「お使いのiPhoneが(13)個のウイルスにより深刻なダメージを受けてます」との偽警告ページが表示される場合があります
警告そのものが「偽物」となるため、万が一こういったページが表示された場合は警告内容を一切無視し、問題のページ(タブ)を閉じるだけの対処で問題ありません。
アプリをダウンロードした場合は削除(アンインストール)する
警告を装った詐欺ページではセキュリティ対策としてApp Storeでアプリをダウンロードするよう案内されますが、アプリをダウンロードする必要は一切無いので、誤ってアプリをダウンロードしないよう注意してください。
もし詐欺ページに騙されてしまい、App Storeで無料アプリをダウンロードしただけであればアプリの削除(アンインストール)で対処可能ですが、有料アプリを購入した場合やアプリ内課金をした場合はAppleへの返金依頼やサブスクリプションの停止が必要です。
サブスクリプション、月額課金をキャンセルする
詐欺ページに記載された案内通りにアプリをインストールしてしまい、且つアプリ内で月額課金(サブスクリプション)を購入した場合は以下の手順で解約(キャンセル)できます。
- App Storeを開き、右上のプロフィールボタンをタップ
- サブスクリプションをタップ
- 解約したいサブスクリプションを選択
- 無料トライアルをキャンセルするもしくは登録をキャンセルをタップ
- キャンセルの確認で確認をタップ
サブスクリプションの解約(キャンセル)後は次に解説する手順で返金依頼も併せて行うようにしてください。
サブスクリプションや有料アプリの返金依頼を提出する
有料アプリやアプリ内課金、サブスクリプションを購入してしまった場合、以下の手順でAppleに返金依頼を提出することができます。
- Appleの返金依頼ページ(問題を報告する)を開く
- Apple IDとパスワードを入力してログインをする
- 返金依頼をする商品が含まれるレシート番号(英数字)をタップ
- 領収書を表示をタップ
- 返金依頼するアプリ内課金の問題を報告するをタップ
- リストから返金をリクエストするをタップ
- 返金理由を選択(その他を選択すると詳細情報を入力できるためお勧めです)
- 返金を希望するアプリ内課金コンテンツを選択し次へをタップ
- 問題について説明を記入し送信をタップで完了です
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