2024年7月以降、+241から始まる国際電話番号から不審な着信が増えています。ユーザーからは「ガボンから電話が掛かってきた」「中国語の留守番電話が残っていた」といった声が挙がっており、国際ワンギリ詐欺などの恐れがあるため注意してください。
目次
+241から中国語の電話、国際ワンギリ詐欺に注意
2024年7月以降、+241から始まる国際電話番号から不審な着信があったとの報告が増えています。
SNSでは「ガボンから電話が掛かってきた」「中国語の留守番電話が残っていた」といった投稿もあることから、中国大使館や出入国管理庁(入国管理局)を騙る詐欺、国際ワンギリ詐欺の恐れがあります。
※ 以下は入国管理局を中国語で騙る詐欺電話の事例です
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心当たりの無い国際電話には出ない、かけ直さない
国際電話を悪用した詐欺が横行しており、他にもNTTなどの日本国内の企業、総務省などの行政機関を騙るパターンも報告されています。
日本国内の企業や行政機関が日本在住者に対して、自動音声ガイダンスを用いた国際電話を使用し、個別の連絡をすることは考えにくいため、原則「出ない」「かけ直さない」ことを強くお勧めします。
また、日常的に国際電話を使用することが無いのであれば、心当たりの無い国際電話は無視するようにし、着信履歴などから折り返し発信しないよう注意してください。
心当たりがない海外からの電話には出ない
海外からの電話は「+(国番号)- 相手の電話番号(先頭の0を除く)」の形式でかかってきます。
このような電話番号からかかってきたときは、ご注意ください。引用:KDDI
+241はガボンの国番号、30秒あたり199円の通話料金(KDDI)
+241から始まる国際電話番号について、KDDIの国番号一覧で確認したところ、中央アフリカの国であるガボンの国番号となっていました。
なお、KDDIのau国際電話サービスを利用し、ガボンに国際電話を発信してしまった場合、30秒あたり199円の通話料金が発生するようです。
国名:ガボン
30秒あたりの通話料:199円引用:KDDI
関わりのない不明な発信者を消音する(iPhone機能)
iPhoneを使用している場合は、関わったことの無い電話番号の着信を消音にできる機能「不明な発信者を消音」が用意されています。
「不明な発信者を消音」をオンにすると、発着信したことの無い電話番号や連絡先に登録されていない電話番号からの着信が鳴らなく鳴り、留守番電話サービスに転送されるようになります。
なお、この機能で消音された着信については、電話アプリの履歴タブから確認することができます。(着信中も通知が表示されません)
- 設定アプリを開く
- 電話をタップ
- 不明な発信者を消音をタップ
- 不明な発信者を消音をオンにする
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