2023年7月頃より、Amazonを騙る詐欺メール「アマゾン アカウント使用制限のお知らせです」が出回っています。メール本文には、URLリンク先でアカウント情報を確認するよう記載されていますが、フィッシング詐欺サイトに接続される恐れがあるため、クリックしないよう注意してください。
目次
詐欺「アマゾン アカウント使用制限のお知らせです」が急増
2023年7月頃から、Amazonを騙る詐欺メール「アマゾン アカウント使用制限のお知らせです」が出回っており、TwitterなどのSNSで受信を報告する声が増えています。
メール本文には、Amazonアカウントに制限がかかったとして、添付されたURLリンク先でAmazonアカウント情報を確認するよう記載されていますが、これはフィッシング詐欺サイトへの誘導を目的とした嘘です。
実際には、Amazonアカウントに対して制限は課せられておらず、フィッシング詐欺サイトでAmazonアカウント情報を入力してしまうと、不正アクセス被害に遭う恐れがあるため注意してください。
申し訳ございませんが、弊社からの重要なお知らせがございます。
お客様のアカウントと支払いに関して、制限がかかってしまっております。お客様のアカウント情報に不備がある場合、アカウントの制限が発生することがございます。お客様のアカウント情報のご確認をお願い申し上げます。
以下のリンクをクリックして、アカウント情報の更新を行ってください。更新が完了するまで、一部のサービスが制限される場合がございますので、お早めに手続きを行っていただけますようお願いいたします。
ご回答いただけない場合、アカウントのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承ください。
アカウント情報の更新ページへ
- お客様のアカウント情報が正確に登録されていることをご確認ください。
- 一部のサービスが制限される可能性がございますので、お早めに手続きを行っていただけますようお願いいたします。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。今後とも当社サービスをご利用いただけますよう、心よりお待ちしております。
■発行元:Amazon株式会社
このEメールは次のアドレス宛に送信されました:メールアドレス
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Amazonの偽メールの特徴とメッセージセンターについて
Amazonから届く重要なメールには、本文の冒頭の宛名にAmazonアカウントの登録情報(本名、氏名)が記載されています。そのため、Amazonアカウントに関する重要なメールにも関わらず、宛名が記載されていなかったり、宛名が「お客様」や「メールアドレス様」といったように簡略化されている場合は、詐欺メールである可能性が高いです。
また、Amazonから届くメールの大半は、Amazon公式サイトのメッセージセンターで同じ内容のメッセージを確認することができます。もし、受信したメールが本物のメールか迷った場合は、メッセージセンターを確認するようにしてください。
Amazonのパスワードを入力してしまった時の対応
Amazonを装った偽サイトでIDやパスワードを入力した場合は、次に解説する手順を参考にパスワードを変更してください。また、クレジットカード情報を入力してしまった場合は、カード裏面に記載されているヘルプデスクなどに連絡し、フィッシング詐欺サイトでカード情報を入力したことを報告するようにしてください。
- Amazon公式サイトを開く
- Amazonアカウントを入力してサインイン
- ページ右上の人の形をしたアイコン(本名さん)をタップ
- アカウントサービス横のすべてを表示をタップ
- 名前、Eメール、携帯番号、パスワードの管理をタップ
- パスワード欄の横にある編集をタップ
- 現在のパスワードと新しいパスワードを入力
- 変更を保存をタップ
Amazonの注文履歴を確認する
Amazonアカウントのパスワード変更後、Amazonの注文履歴と非表示にした注文に身に覚えがない注文がないか確認するようにしてください。もし、不審な注文が見つかった場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡し、注文のキャンセルや返金について相談するようにしてください。
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