2023年11月頃から、Amazonを騙る詐欺メール「アカウントセキュリティの確認が必要です – あなたの安全を守るための手続き」が出回っています。メール本文には悪意あるURLリンクが記載されているため、誤ってクリックしないよう注意してください。
目次
詐欺「アカウントセキュリティの確認が必要です – あなたの安全を守るための手続き」が急増
2023年11月頃から、Amazonを騙る詐欺メール「アカウントセキュリティの確認が必要です – あなたの安全を守るための手続き」が出回っており、SNSなどで受信を報告する声が挙がっています。
メールには、異常なアクティビティが検知されたとして、URLをクリックしてアカウントセキュリティの確認手続きを開始するよう記載されていますが、これは悪意のあるURLリンクをクリックさせるための嘘(フィッシング詐欺)なので注意してください。
尊敬なるAmazonのお客様,
お世話になっております。私たちの顧客として、あなたのセキュリティとプライバシーを最優先に考慮しております。最近、あなたのAmazonアカウントにおいて異常なアクティビティが検知されました。
【アクティビティの日時】:2023年11月06日
このアクティビティがあなたのご承認なしに行われた場合、以下の手順に従ってアカウントのセキュリティを保護してください:
【手続きの詳細】
1.以下のURLをクリックし、アカウントセキュリティの確認手続きを開始してください:https://○○○.com/○○○
2.画面上の指示に従い、本人確認手続きを完了させてください。
【注意事項】
- この手続は期限内に完了させてください。期限が過ぎると、アカウントへのアクセスが一時的に制限される可能性があります。
- 弊社はセキュリティの観点からこのメールに対する返信を受け付けておりません。何卒ご了承ください。
- 本手続きについてのご質問がある場合、またはサポートが必要な場合は、弊社のカスタマーサポートまでお気軽にお問い合わせください。
あなたのセキュリティを守るため、ご協力をお願い申し上げます。ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
敬具,
Amazonカスタマーサービス
偽Amazonメールの見分け方とメッセージセンターの活用
Amazonが配信する多くのメールは、Amazon公式サイトのメッセージセンターにも同じ内容のメッセージが配信されています。もしメールと同じ内容のメッセージが届いていない場合は、フィッシング詐欺メールの可能性があるため注意してください。
ただし、Amazonが配信するセキュリティ等に関する一部の重要なメール、「amazon.co.jp: アクションが必要です: サインイン」などについては、メッセージセンターに配信されないことがあります。
アカウントのセキュリティに関する重要なメールを受信した場合は、メールに記載されているURLリンクの遷移先が「https://www.amazon.co.jp」から始まるURLであることを十分に確認した上で、画面の指示に従って対処する必要があります。
また、正規のメールであればAmazonアカウントの登録氏名が宛名として記載されるほか、URLリンクをクリックする必要がある内容の場合は、文末にコピー&ペースト用のURLがテキストで記載されているので、これらもメールが本物か偽物か判断するのに役立ちます。
このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。https://www.amazon.co.jp/a/c/r/●●●
偽サイトでAmazonアカウント、パスワードを入力した時の対処
フィッシング詐欺メールに記載されているURLリンクをクリックしてしまい、遷移先のウェブサイトでAmazonアカウント(電話番号・メールアドレス・パスワード等)を入力してしまった場合は、Amazon公式サイトのアカウントサービスでパスワードを変更してください。
パスワード変更後は、注文履歴と非表示にした注文に身に覚えがない注文がないか確認し、不審な注文が見つかった場合はAmazonカスタマーサービスに連絡するようにしてください。
- Amazon公式サイトを開く
- Amazonアカウントを入力してサインイン
- ページ右上の人の形をしたアイコン(本名さん)をタップ
- アカウントサービス横のすべてを表示をタップ
- 名前、Eメール、携帯番号、パスワードの管理をタップ
- パスワード欄の横にある編集をタップ
- 現在のパスワードと新しいパスワードを入力
- 変更を保存をタップ
偽サイトでクレジットカード情報(カード番号等)を入力した時の対処
フィッシング詐欺サイト等でクレジットカード情報(カード番号、有効期限、氏名、セキュリティコード)を入力してしまった場合は、券面裏に記載されている問い合わせ窓口に「フィッシング詐欺サイトでカード情報を入力した」と報告してください。
コメントを投稿する(承認後に反映)