件名が「緊急速報」や「速度制限のお知らせ」といった、au(KDDI)を騙る悪質なフィッシングメール(詐欺メール)が横行しており、auサポートがTwitter上で注意喚起をしています。
メールアドレスの実態を掴むための迷惑メールか
auサポートのツイートによると、au(KDDI)を騙る「緊急速報」といったメールは、受信者のメールアドレスの実態(現在も使われているかどうか)を掴み、悪質なフィッシングメールを送信する手口であるとしています。
具体的な文章は公開されていませんが、文末にURLが記載されており、リンクを開くことでメールアドレスの確認が行われる仕組みとなっているようです。
【偽物注意】『緊急速報』という題名で、<[email protected]>と送信元をなりすました迷惑メールが一斉配信されております。本文記載のURLを押させ、実在するメールアドレスかを確認し、さらなる迷惑メールの標的にしようとする手口のため、絶対にURLを押さないでください。 pic.twitter.com/WvW8qtB0gc
— auサポート (@au_support) 2017年5月11日
またau取り扱い店舗であるPiPit福島店の公式Twitterアカウントは、似たような事例として「速度制限のお知らせ」といったフィッシングメールが届いたユーザーもいるとツイートしています。
件名は「通信速度制限について」や「携帯端末の通信速度制限の通知」となっているケースが多いようです。
「緊急速報」というKDDIを装ったメールについてリツイしましたが、「速度制限のお知らせ」というKDDIを装ったメールが届いたお客様もいらっしゃいました。その様なメールが来た場合、メール内のURLは絶対に開かずデジラアプリ等でご自身の残データ容量をご確認ください。 pic.twitter.com/urwpKf29Xs
— カローラ福島 PiPit福島店 (@pipitcorollaf) 2017年5月12日
この類の迷惑メールは、今回に限らず過去にも何度か送信されているので、メール文中に不自然な句読点や記号がはいっているものは、特に警戒するようにしてください。
備考
各キャリアが配信している”通信速度制限に関するお知らせメール”は、次のメールアドレスから送信しています。
- ソフトバンク:「157」
- au(KDDI):「157」または「[email protected]」
- ドコモ:「157」または「[email protected]」
コメントを投稿する(承認後に反映)