SBAPP

【SMS】「【Amazon】重要なお知らせ、必ずお読みください。」詐欺の詳細と対処

2023年5月頃から、Amazonを騙る詐欺SMS「【Amazon】重要なお知らせ、必ずお読みください。」が拡散されています。SMSにはURLリンクが添付されており、Amazonを装ったフィッシング詐欺サイト等に接続される恐れがあるため注意してください。

SMS「【Amazon】重要なお知らせ、必ずお読みください。」が急増

2023年5月頃から、Amazonを騙る詐欺SMS「【Amazon】重要なお知らせ、必ずお読みください。」が出回っており、SNSなどでは「AmazonからSMSが届いた」などの受信を報告する声が増えています。

【Amazon】重要なお知らせ、必ずお読みください。http://

Amazonの偽サイト、偽システム警告に注意

SMS「【Amazon】重要なお知らせ、必ずお読みください。」に添付されているURLリンクは、Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトや、ソフトバンクやKDDIなどを騙る偽のシステム警告が表示される詐欺サイトへの誘導を目的としたものです。

更新するまでアカウントにアクセスできません

システム警告

マルウェアが検出されました。「SoftBankセキュリティ無料版アプリ」を必ずダウンロードしてインストールしてください。そうしないと通話サービスを停止される場合がございますのでご注意ください

以下のボタンをクリックし、ご利用中の端末に最新のアプリをダウンロードしてください。

Amazonアカウントの不正利用、不正アクセス被害の恐れ

Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトでは、Amazonのアカウント情報(メールアドレス、パスワード)を入力するよう求める場合があります。これらの個人情報を入力すると不正アクセス被害に遭う恐れがあります。

さらに、詐欺サイトでは「お支払い方法を更新する」などのページが表示され、クレジットカード情報の入力欄がある場合がありますが、このような場合にはクレジットカード情報を入力しないよう注意してください。

AmazonからのSMS、メールはメッセージセンターを確認する

Amazonから送られてくるSMSやメールについては、ほとんどの場合、同じ内容をAmazon公式サイトのメッセージセンターで確認することができます。もし、SMSやメールだけ届き、メッセージセンターには届いていない場合は、詐欺SMSや詐欺メールである可能性が高いため、注意が必要です。

※ 「amazon.co.jp: アクションが必要です: サインイン」など、一部のメールについてはメッセージセンターに表示されませんが、Amazonから届く正規のメールには、メールの冒頭にアカウントに登録してある氏名が宛先として記載されています。

Amazon公式サイトで「メッセージセンター」を確認する

Amazonアカウント情報、パスワードを入力した時の対処

Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトでアカウント情報を入力してしまった場合は、以下の手順でパスワードを変更してください。

また、Amazon公式サイトの注文履歴非表示にした注文を確認し、審な注文が無いか確認してください。もし第三者による注文が見つかった場合は、カスタマーサービスに連絡して注文のキャンセルや返金手続きを行なってください。

  1. Amazon公式サイトを開く
  2. Amazonアカウントを入力してサインイン
  3. ページ右上の人の形をしたアイコン(本名さん)をタップ
  4. アカウントサービス横のすべてを表示をタップ
  5. 名前、Eメール、携帯番号、パスワードの管理をタップ
  6. パスワード欄の横にある編集をタップ
  7. 現在のパスワードと新しいパスワードを入力
  8. 変更を保存をタップ

偽システム警告、SoftBankセキュリティ無料版アプリなどに注意

偽のシステム警告ページで、偽アプリ「SoftBankセキュリティ無料版アプリ」や「KDDIセキュリティ無料版アプリ」などをダウンロードしてしまった場合、偽アプリを手動で削除するか、市販されているセキュリティソフトを使用し完全に駆除するようにしてください。

放置すると、スマートフォンから無断で詐欺SMSが送信されたり、スマートフォンに保存されている個人情報の漏えいなどの被害が発生する恐れがあります。

当ブログには、実際に『私の電話番号が使われています。「家にいるから届けろ」や電話が掛かって来ます。直ぐ電話番号を変えるわけ行かないし、困っています。』などの相談が寄せられています。

Amazonで「ESET インターネット セキュリティ」を確認する

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメントを投稿する(承認後に反映されます)

*

Return Top