オンラインストレージサービスのDropbox(ドロップボックス)が、2017年9月28日に行われるDropbox API v1の廃止により、一部サードパーティ製アプリが利用不可になることを利用者にメールで通知しています。
Dropbox API v1が9月28日に廃止へ
Dropbox API v1を使用した一部のサードパーティーアプリの利用者向けに、9月28日に行われる変更(APIの廃止)により、サードパーティーアプリに影響が出る可能性があるとのメールが送信されています。
iPhone / iPad 用テキストエディタアプリは長らく iText Pad を使ってきたが、もう2年近くアップデートがなく、Dropbox から
「来月仕様変更するけど、そのアプリは変更後の仕様に非対応のままなので使えなくなるぞ」
という連絡が来た。新しいアプリを探す鹿。 pic.twitter.com/hHG1v2HryP— Double H / だぶる☆えっち (@dh_com) 2017年8月11日
9月28日にDropboxでいくつかの変更があるみたいで、この変更に対応していないアプリはDropboxにアクセス出来なくなるらしい。
「ES File Explorer」は今のところ未対応らしいけれど、困る!— ひもの鳥 (@himono_bird) 2017年8月11日
Dropboxの仕様変更で今使っているテキストエディタが対応外になり保存できなくなるみたい。
書きやすさは執筆意欲に関わるので、かなり困る。
また探さないと…— なる(ケータイ小説書いてる人) (@yuiyamanashi) 2017年8月11日
Dropbox API v1は、当初2017年6月28日に完全廃止の予定でしたが、API v2への移行猶予として2017年9月28日まで期限が延長されたものの、間もなく廃止期限を迎えます。
As of today, Dropbox API v1 is deprecated. This includes both the user endpoints (a.k.a. the Core API), and the team endpoints (a.k.a. the Business API). In order to provide our developers with the most up-to-date features and support a single, consistent platform, we’ll be turning off API v1 a year from now, on 6/28/2017.
(意訳)
本日付で、Dropbox API v1は非推奨となりました。これにはユーザーエンドポイント(a.k.a Core API)とチームエンドポイント(a.k.a. the Business API)の両方が含まれています。開発者に最新の機能を提供し、一貫性のあるプラットフォームをサポートするために、一年後の2017年6月28日にAPI v1を無効にします。
A little less than a year ago we announced June 28th, 2017 as the cutoff day for API v1. Developers have asked us for more time to finish updating their apps, so we have extended the API v1 cutoff date until September 28th, 2017.
(意訳)
一年ほど前に、2017年6月28日をAPI v1の終了日として発表しました。 デベロッパーからアプリのアップデートを完了するまでにもっと時間を要するとの声があり、API v1の期限を2017年9月28日まで延長しました。
今回利用者向けに送信されているメールによると、該当アプリからDropboxにアクセスすることは出来なくなるものの、Dropboxに保存されているデータへの影響は無く、Drpoboxの公式サイトや公式クライアントアプリから引き続きアクセスすることが出来るとのこと。
Dropboxを利用されている方は、今一度Dropboxからメールが届いていないか確認し、もしAPI v1を使用したアプリを利用している場合は、9月28日までにAPI v2に対応したアップデートが配信されるのを待つか、移行先のアプリを探し始めた方が良いかもしれません。
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カテゴリ: 仕事効率化
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