SBAPP

iOS26.4.2アップデート内容と不具合を解説、削除した通知が残る脆弱性が修正

2026年4月23日、iPhone向けにiOS26.4.2アップデートがリリースされました。アップデート内容は「iPhone用のバグ修正」とされています。

バグ修正の詳細は明らかにされていませんが、セキュリティアップデート「削除対象の通知がデバイス上に残る可能性がある問題(CVE-2026-28950)」が含まれています。

iOS26.4.2の内容はバグ修正とセキュリティアップデート

2026年4月23日、iPhoneとiPad向けにiOS26.4.2およびiPadOS26.4.2アップデートがリリースされました。

リリースノートには「iPhone用のバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。」とありますが、バグ修正の詳細は明らかにされていません。

iOS26.4.2のアップデート画面とリリースノートのキャプチャ

iOS 26.4.2
771.8MB

このアップデートには、iPhone用のバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。

Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/100100

セキュリティアップデートの詳細は、Appleサポートページで情報が更新されており、通知に関する問題(CVE-2026-28950)が修正されています。

通知サービス

対象: iPhone 11 以降、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)以降、iPad Pro 11インチ(第1世代)以降、iPad Air(第3世代)以降、iPad(第8世代)以降、および iPad mini(第5世代)以降

影響: 削除対象としてマークされた通知が、デバイス上に予期せず保持される可能性があります

説明: ログ記録の問題が、データの秘匿化の改善により修正されました。

CVE-2026-28950

翻訳・引用:About the security content of iOS 26.4.2 and iPadOS 26.4.2

通知ストレージからメッセージが復元される脆弱性

2026年3月に米国で行われた裁判にて、FBIが内部通知ストレージを介して、秘匿性の高いメッセージアプリ「Signal」のメッセージを復元したとされています。

メッセージは、Appleの通知ストレージ(内部メモリ)を介してSharp氏の電話から復元された。 Signalは削除されていたが、通知は内部メモリに保存されたままになっていた。取得されたのは受信メッセージのみ(送信メッセージは含まれていない)。

意訳・引用:Support the Prairieland Defendants

Appleから発表されたわけではありませんが、CVE-2026-28950の影響内容と一致するため、この件で脆弱性が明らかになり、Appleが対処した可能性があります。

iOS26.4.2での不具合の改善状況

前回のiOS26.4.1までに複数のユーザーから報告されている以下の不具合について、iOS26.4.2時点の改善状況を調査・検証しました。

バグ 改善状況 詳細な記事
音量調整ボタンが反応しない 調査中 iOS26.4で音量調整できない・ボタンが効かない不具合は再起動で対処(iPhone SE3等)
iPhone SE(第2世代)などでゲームアプリがクラッシュする クラッシュ報告あり iPhone SE 第2世代でiOS26.4後にアプリが落ちる問題が発生(ポケモンGOなど)
画面収録で音声にノイズが入る 継続(筆者端末、iPhone 17で再現) 【iOS26.4】iPhoneの画面収録が音割れする?ノイズが入る不具合の詳細と対処

iOS26.4.2リリースから間もないため、現在も情報収集中ですが、既に一部のユーザーからアプリがクラッシュする問題が指摘されています(Xの投稿)。

また、筆者のiPhone 17では「画面収録でノイズが入る問題」は改善しておらず、これまで通りマイクをオンにするか、イヤフォンの接続が必要でした。

メモリ3GBモデルでゲームアプリが落ちる傾向

iOS26.4以降、iPhone SE(第2世代)などでゲームアプリがクラッシュする問題は、SBAPPの調査でゲームエンジンUnityで作られたアプリ、且つメモリが3GBの端末で発生する傾向が見られました。

今後のiOSアップデートで改善する可能性がある一方、メモリ3GBの端末では遊べないアプリが増えていくことも懸念されます。

3Dグラフィックで描写される、最新のゲームアプリをプレイする機会が多い場合は、メモリ6GB以上の端末への機種変更も検討する時期かもしれません。

メモリ6GB以上の端末:
メモリ容量 iPhone iPad
6GB iPhone 15 / 15 Plus
iPhone 14 全シリーズ
iPhone 13 Pro / Pro Max
iPhone 12 Pro / Pro Max
iPad Pro 11インチ(第2世代)
iPad Pro 12.9インチ(第4世代)
iPad(第11世代)
8GB以上 iPhone 17全シリーズ
iPhone 16 全シリーズ
iPhone 15 Pro / Pro Max
iPad Air(第5世代以降)
iPad Pro(M1以降搭載)
iPad mini(第7世代)

※ iPad Pro 11インチ(第1世代)および iPad Pro 12.9インチ(第3世代)は、ストレージ容量が1TBモデルのみメモリが6GBです。

iOS26.4.2アップデートサイズと所要時間、ストレージ使用量の比較

筆者のiPhone 17では、iOS26.4.1からiOS26.4.2へのアップデートでサイズが771.8MB、9分でアップデートが完了しました。

アップデート完了後にストレージ使用量を確認したところ、iOSは21.74GB、システムデータは5.95GBでした。

前回のアップデート直後と比較すると、iOSのサイズに変化がないため、今回のアップデートが原因で容量不足になるケースは稀だと思います。

iOS26.4.2アップデート前後のストレージ使用量の比較をしたキャプチャ
iOS26.4.2のサイズはiOS26.4.1のアップデート直後と変化ありませんでした(時間が経つと若干増減します)。
iOSバージョン iOSのサイズ システムデータ
iOS26.3.1 20.37GB 1.14GB
iOS26.3.1(a) 20.39GB 6.79GB
iOS26.4 21.75GB 9.71GB
iOS26.4.1 21.74GB 10.9GB
iOS26.4.2 21.74GB 5.95GB

※ ストレージ使用量はiOSアップデート直後で比較計測(iPhone 17使用)。システムデータは一時データを含むため、使用状況により変化します。

iOS26.4.2までの不具合・改善状況まとめ

情報提供のお願い

iOS26.4.2で不具合が発生または解消した場合は、コメント欄で詳細を共有していただけると幸いです。不適切な言葉などを含む場合は非承認にすることがあります。

問題 対処
ロック画面の時計が縦長になる ロック画面の壁紙で3D効果を解除、あるいは壁紙の位置を微調整する。
ミュージックをAirPlayで再生中、AutoMixの設定などを変更すると再生機器から音が聞こえなくなる 設定の変更操作を一旦中断してミュージックアプリを終了し、時間をあけて再度再生。
画面収録の音声が音割れ・ノイズが入る ・画面収録でマイクをオンにする
・ワイヤレスイヤホンやスピーカーを接続した状態で画面収録をする
メールやカレンダーが表示されない、真っ白になる ・iPhoneの再起動
・各メール/カレンダーアカウントのオンオフ
・各メール/カレンダーアカウントの再ログイン
システムデータのサイズが肥大化する ・iPhoneの再起動
・バックアップの作成と復元
・Apple Intelligenceの無効化
・Mac/PCでの同期
・PC上でiCloud上のファイルを整理
カメラの映像がグレーになり何も映らない、QRコードが読み取れない iPhoneの再起動
キーボードのキーが真っ白で表示されない アクセシビリティ設定の「透明度を下げる」や「コントラストを上げる」のオンオフ
ホーム画面の壁紙が真っ黒になる ・iPhoneの強制再起動
・壁紙を別のセットに切り替えて元に戻す
・壁紙をカスタマイズして画像を設定し直す
バッテリーの減りが速くなった ・アップデート完了から48時間以上経過するのを待つ
・バックグラウンドで動作しているアプリの見直し
・使い方の変化による影響(新機能の試用、再起動や設定見直といった操作頻度など)
低電力モード中、スクリーニングが機能しない ・Appleが修正するまでは低電力モードを解除する必要があります。
電話アプリで「連絡先を着信拒否」が表示されない ・電話アプリの表示形式を「クラシック」と「統合」で切り替える
Amazonアプリなど一部アプリの使用中に本体が発熱する 該当アプリを再インストールする。
システムサービスのデータ通信量が増加する iOS26.4で再発報告。数年前から続く問題でデバイスの再起動を控えると緩和する傾向。
「iOSは最新の状態です」でアップデートできない(USB-C端子搭載モデル) iPhoneをリカバリーモードに切り替え、PC経由でアップデートできた事例が報告
SafariのWebサイトデータで一部サイト情報が削除できない 回避方法が見つかっていません。必要に応じてブラウザの変更の検討も。

iOS26.4.2でバッテリーの減りが早い時の対処法

iOS26.4.2アップデート後、内部処理の影響で一時的にバッテリーの消耗が早くなったり、本体が発熱する場合があります。

筆者も過去にiOS18からiOS26にアップデートした際、数時間で50%以上減少した経験もありますが、翌日には改善しました。

iOSアップデート後のバッテリーパフォーマンス低下は珍しくなく、Appleも最大48時間程度で改善すると案内しています。

急ぎ改善したい場合は設定や使い方の見直しも有効ですが、まずは2~3日程度様子を見ることをお勧めします。

バッテリーの減りを抑える設定と使い方:

  • インターネット共有(テザリング)を使用しない場合はオフ(設定モバイル通信インターネット共有
  • モバイル通信が繋がらない、圏外になる場所では機内モードをオン
  • アプリの位置情報を必要最低限のみ許可(設定プライバシーとセキュリティ位置情報サービス)※ 位置情報を常時必要とするアプリ、ナビや緊急速報等はオフにしないでください。
  • iPhoneの自動ロック(設定画面表示と明るさ自動ロック)を短くする
  • 画面の明るさを自動にする(設定アクセシビリティ画面表示とテキストサイズ明るさの自動調節
  • 不要なアプリのバックグラウンド更新をオフ(設定一般アプリのバックグラウンド更新
  • インストール済みアプリを最新バージョンにアップデートする
  • ホーム画面やロック画面に配置するウィジェットを最低限まで減らす
  • マルチタスク画面(Appスイッチャー)でアプリを頻繁に終了しない
  • 外観モードをダークに変更する(設定画面表示と明るさダーク

情報の正確性と実機検証プロセス:

  • 最終検証日: 2026年4月23日
  • 検証OS: iOS26.4.2
  • 検証端末: iPhone 17
  • 検証結果: iPhoneの通知ストレージ(内部メモリ)から、メッセージを復元できる問題の修正と背景を確認。画面収録にノイズが入る問題は改善していなかった。iOSのサイズは前回と大きな変化なし。
  • 参考にした情報源: AppleBleepingComputer

コメント欄

  • Comments ( 1 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. いつもコメントありがとうございます。
    以下はiOS26.4.1までにコメント欄で寄せられた問題報告です。前回の不具合の報告は記事中の表に反映しました。
    なお、以下の情報は記事本文の「iOS26.4.2までの不具合・改善状況まとめ」と重複する場合があります。

    ——————————————————————
    iOSアップデート後、アクセサリやアプリで問題が発生した場合、アクセサリやアプリ側に問題がある可能性もあります。
    アプリのアップデートや再インストール、ネットワーク機器やデバイスの再起動、アクセサリの接続し直しなど、一通りのトラブルシュートを試すことをお勧めします。
    ——————————————————————

    ●ネットワーク・接続関連
    – Wi-Fiには接続できるが、インターネットに繋がらない。(iPhone 17 Pro Max / iOS 26.2)

    ●電話・通知・アラーム関連
    – フラッシュ通知設定時、着信後に画面が暗くなったまま戻らなくなる。(iPhone 12 mini / iPhone 15)
    – 電話アプリの履歴画面で「連絡先を着信拒否」の項目が表示されない。(一部のiPhone SEシリーズ等で継続中)
    – タイマーの時間が、設定変更してもアップデート前のデフォルト時間(例:3分55秒)に勝手に戻ってしまう。
    – アラームを止めた後、しばらくの間キーボードのタップ音が極小になる。

    ●その他のアプリ
    – ジャーナルアプリで検索がヒットしない。(iOS 26.4.1)
    – SafariでブックマークがiCloud同期されない、または遅れる。(iOS 26.4.1)
    – モバイル決済時にPayPayアプリが直接開かなくなった。(iOS 26.4.1)

    ●ホーム画面・操作関連
    – ホーム画面でアプリのアイコンを長押ししてドラッグする移動操作ができなくなった。(iOS 26.0以降継続中)
    – 画面がフリーズし、スライドでの電源オフ操作も受け付けなくなる。
    – 壁紙の設定で、ホーム画面とロック画面を別々に設定できなくなった。
    – 壁紙の天気が「Loading」のまま表示されなくなった。(iOS 26.4.1)

    ●カメラ・オーディオ関連
    – カメラが映らない不具合が再発する。再起動で一時的に直るが、翻訳アプリやQRコード読み取り等で再発しやすい。(iPhone 13 Pro Max)
    – ミュージック認識(Shazam等)を中断した際、一瞬だけ爆音になる。(iPhone 14 / iOS 26以前から継続)

    ●システム機能・バッテリー関連
    – YouTubeアプリ使用時に本体が異常に熱くなり、バッテリー消費が激しくなる。(iPhone 14 Pro / iOS 26.2)
    – Appleアカウントへのサインインを求められ、入力しても「不明なエラー」でログインできない。(iPhone 17 / iOS 26.2)
    – スクリーンタイムの使用制限が正しく動作せず、使用状況に関わらず翌朝に制限がかかった状態になる。(iPhone 14 Pro / SE3)
    – 画面読み上げ機能(アクセシビリティ)がSafari等で正常に動作せず、再生ボタンが反応しない。(iPhone 15 Pro Max)
    – アップデート中にリンゴループが発生し、デバイスが起動しなくなる。(iPhone SE 第2世代)
    – アップデート2日目で再起動を繰り返すようになった(iPhone 15 / iOS 26.3 / 容量不足の懸念あり)

コメントを投稿する(承認後に反映)

*

Return Top