iOS17.1アップデート後、iPhone 15シリーズで充電の最適化の設定「上限80%」が無視され、バッテリー残量が80%以上まで充電されることがあります。ユーザーからは「バッテリー上限を80%にしても80%以上まで充電される」などの声が挙がっています。
目次
バッテリーが上限80%を無視して充電される事例が報告
iOS17.1以降、iPhone 15シリーズで充電の最適化を「上限80%」に設定しても、バッテリー残量が80%以上まで充電されることがあり、ユーザーからは「バッテリー充電の上限80%に設定しても80%以上まで充電される」「バッテリー充電の最適化の上限80%が動作しません」といった声が増えています。
iOS17.1にしてから、バッテリーの充電上限80%に設定していても、80%以上もどんどん充電が続くようになりました。
コメント投稿者:匿名さん
Charging Optimisation to 80% not working anymore in 17.1
引用:reddit
上限80%を無視して「ときどき100%まで充電される」仕様
iPhone 15シリーズでは、設定→バッテリー→バッテリーの状態と充電→充電の最適化で上限80%を選択すると、バッテリー残量が80%になった時点で充電を停止することができます。
ただし、バッテリーの充電状態の推測精度を維持するために、上限80%の設定を無視して100%まで充電される場合があり、今回の「上限80%を設定しても80%以上まで充電される」は仕様である可能性が高いです。
「上限 80%」を有効にしている場合も、iPhone はバッテリーの充電状態の推測精度を維持するため、ときどき 100 パーセントまで充電されます。
引用:Appleサポート
連日、上限を無視して100%まで充電される場合
Appleサポート記事に「iPhone はバッテリーの充電状態の推測精度を維持するため、ときどき 100 パーセントまで充電されます。」と記載されている事から、まずは設定を変更せずに数日間使い続けて様子をみるようにしてください。
もし数日経過してもバッテリー残量が100%まで充電される場合は、「ときどき100%まで充電される」とは言い難いため、何らかの不具合が発生している可能性も考えられます。
現時点では「連日100%まで充電される」といった声は確認していませんが、もしそのような問題が発生している場合は以下の対処法で改善しないか試してみて下さい。
- 充電の最適化で「上限80%」を設定し直す
- iPhoneを再起動する
また、バッテリー充電の最適化は14日以上かけて充電の習慣を学習してから機能するため、iPhoneを購入して間もない、初期化・復元した直後では動作しない場合があります。
*「バッテリー充電の最適化」は、まず 14 日以上かけて充電の習慣を学習してからでないと働きません。また、iPhone を特定の場所で 9 回以上、毎回 5 時間以上充電してからでないと、「バッテリー充電の最適化」は機能しません。
引用:Appleサポート
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