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【iPhone】iOS17でカレンダーの予定が消えた・表示されない原因と対処(2023年11月21日)

iOS17以降、アップデート後にサードパーティーのカレンダーアプリ等で予定が消える、表示されないことがあります。これはプライバシーとセキュリティの設定に原因があるケースが多く、設定を変更することで予定が再表示される場合があります。

iOS17でカレンダーや予定が消える・表示されない原因

iOS17以降、iOSアップデート適用後にサードパーティーのカレンダーアプリやスケジューラーアプリなど、iOSのカレンダー情報を参照するアプリで予定が消える(表示されない)場合があります。

これはiOS17のカレンダーへのアクセス許可に関する設定が原因であることが多いものの、わかりにくい変更点であるためか、「iOSアプデしたらカレンダーの予定が消えた」「iPhoneをアップデートしたらカレンダーのデータが消えた」といった声も多く見受けられます。

カレンダーへのアクセス許可の設定が原因

これまでiOSのカレンダーへのアクセス許可設定はオンオフのみでしたが、iOS17ではカレンダーへのアクセス許可をなし予定の追加のみフルアクセスの3つから選択できるようになりました。

カレンダーへのアクセス許可でなしもしくは予定の追加のみが選択されていると、そのアプリからiOSのカレンダー情報を取得できないため、サードパーティーのカレンダーアプリ等では予定が消える(表示されない)ことがあります。

カレンダーへの追加のみの許可。カレンダーへの書き込み 専用権限を与えられたアプリは、あなたのデバイスに新し いイベントを書き込めますが、あなたの情報を見ることは できません。

引用:Apple (iOS_All_New_Features.pdf)

カレンダーへのアクセス許可設定 読み込み 書き込み
なし
予定の追加のみ
フルアクセス

カレンダーへのアクセス許可の設定を変更する手順

iOS17以降、サードパーティーのカレンダーアプリやスケジューラーアプリなどで、予定が消えた(予定が表示されない)場合は、以下の手順でカレンダーへのアクセス許可をフルアクセスになっていることを確認してください。

カレンダーへのアクセス許可をフルアクセスに変更する手順
  1. 設定アプリを開く
  2. プライバシーとセキュリティをタップ
  3. カレンダーをタップ
  4. 任意のアプリをタップ
  5. フルアクセスをタップ
  6. 「"○○○"にカレンダーへのフルアクセスを許可しますか?」でフルアクセスを許可をタップ

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