iOS16.5.1(c)アップデート後、システムサービスのソフトウェアアップデートのモバイルデータ通信量が増える問題が発生しています。この問題はiOS16から続いていますが、セキュリティ対応アップデート(RSR)においても問題が発生するリスクがあるようです。
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iOS16.5.1(c)でモバイルデータ通信を大量に消費
iOS16以降、iOSアップデート後にシステムサービスのソフトウェアアップデートにより、モバイルデータ通信量が増える問題が発生していますが、この問題が先日リリースされたiOS16.5.1(c)でも発生しています。
またアップデートでモバイル通信が勝手に使われとるorz pic.twitter.com/OSVzjbELJ3
— なかすじ/THE BROWN BUCKS (@tntbbb) July 16, 2023
iPhone の「システムサービス」の「ソフトウェアアップデート」が、また勝手に440MBも通信してた。
なんなのこいつ???
毎月発生するの?
やるにしてもなんでWi-Fiでやらないの?
こいつのせいで通信量格安プランの利用計画が立てられないんだけど!? pic.twitter.com/tTIYmLUZ5d— 唐揚げマン(とらやはかせ) (@scp_karaage) July 16, 2023
システムサービス「ソフトウェアアップデート」で445MBのモバイルデータ通信が発生
筆者のiPhone 14 Proは、iOS16.5.1(c)にWi-Fi接続でアップデートしてから約1週間経過していますが、システムサービス(ソフトウェアアップデート)により、現時点で445MBのモバイルデータ通信が発生しています。なお、アップデートの翌日に統計情報をリセットしているため、アップデート以前のモバイルデータ通信量が含まれていることはありません。
システムサービス(ソフトウェアアップデート)のモバイルデータ通信量を確認する手順
- 設定アプリタップ
- モバイル通信をタップ
- システムサービスをタップ
- ソフトウェアアップデートの通信量を確認できます。
アップデート直後や再起動でモバイルデータ通信が大量発生する傾向
システムサービスのソフトウェアアップデートにより、モバイルデータ通信を多く消費する問題は、現在も原因や確実な対処法はわかっておらず、Appleの対応を待っている状況です。
これまで公開してきた関連記事へのコメントなどから、この問題は「iPhoneをアップデートしてから数時間~数日間に発生する傾向がある」、「iPhoneを再起動すると発生あるいは再発する場合がある」ということがわかっています。
対処としては、iPhoneのアップデート後はWi-Fi接続を維持する、iPhoneの再起動を控える、モバイルデータ通信を使用する時のみ設定→モバイル通信→モバイルデータ通信をオンにする(機内モードでも可)ことで対処する必要があります。
セキュリティ対応アップデートの自動アップデートをオフにする
セキュリティ対応アップデート(RSR)は、緊急性の高い脆弱性の修正が行われるため、可能な限りアップデートを適用すべきです。
ただ、意図せず大量のモバイルデータ通信が発生すると困るような場合は、以下の手順で自動アップデートをオフに変更し、終日Wi-Fi接続を維持できるようなタイミングに、アップデートを手動で実行してください。
- 設定アプリをタップ
- 一般をタップ
- ソフトウェアアップデートをタップ
- 自動アップデートをタップ
- iOSアップデートをダウンロードをオフにする
- セキュリティ対応とシステムファイルをオフにする
先月末からiPhone異常なデータ使用量が続き、自宅外に出る時は電源切っていた。
今月の3Gが僅か4日で消費され、0になった。
アップルに相談すると16.6にアップデートすれば治ると。
電源切るたびにシステムデータ使用されるとは思ってなかった。
これはアップルの賠償責任問題ではないでしょうか?