Appleが開発者向けに最新ソフトウェアアップデートのベータ版(RC版)、iOS 15.3 RC (19D49)やwatchOS 8.4 RC (19S546)などをリリースしました。
- macOS 12.2 RC (21D48)
- iOS 15.3 RC (19D49)
- iPadOS 15.3 RC (19D49)
- watchOS 8.4 RC (19S546)
- tvOS 15.3 RC (19K545)
目次
iOS 15.3のRC版早くもリリース、早ければ来週にも正式リリースか
今回開発者及びApple Beta Software Program参加者向けにリリースされた各種ベータ版(iOS 15.3 RCなど)は、正式リリース版の候補に位置づけられるバージョン(Release Candidate version)となっており、緊急性の高い不具合や脆弱性が見つからない限りは、早ければ来週にも正式版としてリリースされる可能性があります。
Apple公式のリリースノートには詳細の記載が無い
Appleのデベロッパー向けに公開されている「News and Updates」では、iOS 15.3アップデートのリリースノートが公開されていますが、執筆時点ではiOSアップデートに含まれる新機能や変更点は発表されておらず、主に不具合の修正やセキュリティ問題(脆弱性)の対処を目的としたアップデートになる可能性があります。
Overview
The iOS & iPadOS 15.2 SDK provides support to develop apps for iPhone, iPad, and iPod touch devices running iOS & iPadOS 15.3. The SDK comes bundled with Xcode 13.2.1, available from the Mac App Store. For information on the compatibility requirements for Xcode 13.2.1, see Xcode 13.2.1 Release Notes.General
There are no new release notes for this software update.引用:Apple
動作パフォーマンスの改善が報告、iOS 15.2よりも軽快に動作
執筆時点ではiOS 15.3のアップデート内容については不透明ですが、Brandon Butch氏がYouTubeで公開しているハンズオン動画では、Podcastsアプリや故人アカウント管理連絡先画面の一部文言変更、ショートカットアプリでショートカットの編集ボタンをタップした際の動作がスムーズになったと語られています。
またBrandon Butch氏によると、iOS 15.3 RCはiOS 15.2やiOS 15.2.1よりも軽快に動作しており、他のユーザーもiOS 15.3 RCでそれを体験していると述べており、現在iOS 15.2.Xで動作が重たく感じる場合はiOS 15.3アップデートの適用で改善する可能性があります。
iOS 15.4ではいくつかの新機能追加も噂されているので、今回のiOS 15.3はそれに向けたパフォーマンス向上やfixが中心になるかと思います。(iOS 15.3はベータ版の期間も非常に短いので新機能の追加はまず無いと思います)
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