AppleマップやYahoo!カーナビ、ナビローなど、高性能なナビゲーションサービスを無料で使用出来る時代ということもあり、車に車載ホルダーを設置してiPhoneなどのスマートフォンをカーナビとして使われている方も多いのではないでしょうか?
私はこれまでに様々なメーカーの車載ホルダーを使ってきましたが、いずれも北海道の冬場の激しい轍や凸凹道では、iPhoneが傾いてしまったり、脱落するトラブルは防ぐことが出来ませんでした。
半ば諦めかけていたのですが、物は試しでモバイルアクセサリーメーカー”Spigen”が発売している「ステルス」を実費で購入して試したところ、北海道のダートコース顔負けの激しい凸凹雪道でも、iPhoneが傾いたり脱落することも無く、無事耐え抜くことが出来たのでご紹介します。
- 1枚の大きなTPU素材で出来たクリップ型車載ホルダー
- 激しい振動や揺れでもデバイスが傾かない
- デバイスを傷から守るTPU素材を採用
- クリップ型の形状で”スタイルリング”などの背面アクセサリーとの共存も可能
- 厚みのある吸着ジェルは激しい凸凹雪道でも脱落しない
- 角度は垂直と70〜80度程度の2段階調節
ステルスならダートコース顔負けの凸凹雪道も耐えられる車載ホルダー
ステルスはデバイスへの傷を防止しつつも、タフな強度を実現した厚みのある1枚の大きなTPU素材が採用されています。形状はクリップのような”コの字型”の折りたたみ式になっています。
背面には特殊ジェルが貼られており、この面を車のダッシュボードに押し付けて固定することになります。ジェルの吸着力は非常に強く、北海道の激しい凸凹雪道でも外れることはありませんでした。
凸凹の雪道も可愛いレベルでは無く、Twitterにアップされているこちらの動画が当時の雪道にかなり近いです。こんな雪道でもステルスやiPhoneが脱落することはありませんでした。(ドライブレコーダーは事故だと誤検知して終始録画状態でしたが..)
札幌大通公園付近の道路。ダートコースになっとるw pic.twitter.com/J5wAa9F20T
— azu㌠@痛車施工中 (@azu_922) 2016年12月23日
内側には角度調節が出来る溝が2本彫られており、それぞれ90度と70〜80度の2種類の角度で設置することができます。溝の横幅もケースを装着したiPhoneでも対応できるよう、十分な横幅が確保されています。
ステルスに装着したiPhoneの傾斜は殆ど垂直に近くなるため、ダッシュボードの手前に置いてしまうと運転席側から画面が見づらくなるので、適度にフロントガラス側に寄せて設置するのがコツです。
吸着面には厚みのある特殊ジェルが採用されているので、多少の湾曲やシボ加工のあるダッシュボードでも設置することが出来ます。とは言え、平坦な場所に取り付けた方が強度は優れているので、可能な限り湾曲した部分は避けるようにした方が良いです。
ステルスは横置きのみ対応になるので、車載中に縦画面のアプリを使用したい場合は向いていません。もし車載ホルダーをカーナビ用途として使用するのであれば、殆どのカーナビアプリは横画面に対応しているので何ら問題は無いはずです。
クリップ型のステルスは装着後もデバイス背面のスペースに余裕があるので、”スタイルリング”や”キックスタンド”など、iPhone背面に装着するタイプのアクセサリーとの共存が可能です。
総評としては、上下左右の角度調節をしたい人にはお勧めできませんが、私のように“凸凹道で傾き・脱落しない車載ホルダー”を探し求めているのであれば満足できると思います。iPhone背面アクセサリーと共存できる車載ホルダーも多くは無いので、この辺りも好感を持てる製品でした。
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