iOS14以降、Twitter公式アプリやLINEなどのサードパーティアプリにおいて、キーボードを使って文字入力をしようとすると1文字目が反映されない(遅延、引っかかる、ラグ)不具合が報告されています。
目次
Twitterなどで1文字目の入力が遅い不具合について
iOS14以降、Twitter、LINE、Instagramなどのサードパーティアプリで文字入力をすると、1文字目の入力の反映が遅れる(遅延、引っかかる、ラグ)問題が報告されています。
iOS14.1にアップデートしたら、Twitter公式アプリでツイートの入力始めが引っかかるようになった💦iPhone8。地味にストレス。
— fumiko320 (@fumiko320) November 2, 2020
iOS14.1にしてから Twitter 一文字目が中々入力されないラグが? 前はスムーズだったのに。
— てつや (@TEETTSU88A) October 28, 2020
この問題はTwitterなどのサードパーティアプリを起因とする問題では無く、iOS14以降のキーボードの起動や反応速度を含むパフォーマンス低下の問題が影響しているものと思われます。
キーボードの変換学習リセットで改善する傾向
iOS14以降から報告されているキーボードのパフォーマンス低下問題は、「キーボードの削除と追加」もしくは「キーボードの変換学習リセット」によって改善したとの事例が報告されています。
ただし、根本的な原因解決にはiOSアップデートによる対処が必要になると思われるので、変換学習リセットなどで改善した後に問題が再発した場合はその都度対応する必要があります。
キーボードの削除と追加の手順
- 設定を開く
- 一般をタップ
- キーボードをタップ
- キーボードをタップ
- 追加されているキーボードを左にスワイプして削除をタップ(消せるものは全て)
- 新しいキーボードを追加をタップ
- 手順5で削除したキーボードをタップして追加
変換学習のリセット手順
- 設定をタップ
- 一般をタップ
- リセットをタップ
- キーボードの変換学習をリセットをタップ
- 変換学習をリセットをタップ
《キーボード入力の遅延(ラグ)》
機種:XR
iOS14にアップデートして以来、14.2になるまでの全てバージョンでキーボート入力のタイムラグが発生していました。safariのGoogle検索入力、Twitter等。
貴サイトや他所で紹介されている、ほとんどの手を尽くして改善が無かったのですが、14.2のバージョンから約1日半が経過していまのところ再発は無し。
これまでアプデ直後には現象が見られず、数時間後に発生する、また、再発のたびに各種対応策を試して再起動後に現象がいったん改善するが、数時間すると再発していました。
だいたい6時間以上再発しなかったことは、これまでは無かったので、これで解決なのかと思っています。
<参考>
キーボード不具合は入力時のラグだけでなく、safari上でピッカーホイールが出てくる場面で、ホイール出現前にフリック入力画面が一瞬出現し、その一瞬のフリック画面でタッチするとピッカーホイール上に触れた文字が残るという奇怪な現象も毎回起こっていました。