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【iPhone】iOS14.3でカメラが真っ暗になる、カメラが起動できない問題と対処

iOS14.3アップデートを適用した一部のiPhoneで「カメラが起動できない」「画面が真っ暗になる」「カメラが映らない」など、カメラアプリに関する問題がAppleサポートコミュニティ、Twitterなどで複数報告されています。

カメラが真っ暗、起動できない等の不具合

iPhoneをiOS14.3にアップデートした一部のユーザーから、アップデート適用後からカメラが起動できない、カメラを起動しても何も映らない(真っ暗、真っ黒)等の問題を報告する声が増えています。

Appleサポートコミュニティでも報告、不具合発生時期が端末により異なる

iPhoneのカメラが起動できない等の問題はiOS14以降から報告されており、Appleサポートコミュニティ(iPhone camera not working after iOS 14 update)でも同様の問題を報告する声は多いです。

Hello… after I updated my iPhone 7 Plus to iOS 14, my camera acts up. It doesn’t load the camera. I then try to turn on the flashlight but it doesn’t work either. Sometimes, I try to repeatedly turn on and off the flashlight until suddenly it works. I then come back to the camera and keep switching the camera modes, and rarely, it functions. Once I exit it an try the camera on an app though, it doesn’t work again. Restarting didn’t help my problem.

不具合の原因や再現手順は判明しておらず「iOS14.3で起動できなくなった」と報告するユーザーがいる一方、「iOS14.2で起動できなかったがiOS14.3で直った」と報告するユーザーもおり、使用環境により不具合が生じるタイミングが異なるようです。

改善する可能性のある対処法について

一部のiPhoneでカメラが起動できない不具合は長く続いており、不具合が生じてしまうと最新のiOSアップデートを適用しても改善しないとの事例が非常に多く、AppleサポートコミュニティでもiOSアップデートによる改善を諦める声も多いです。

もちろん今後のiOSアップデートで根本的な原因が解消される可能性もありますが、もし待つことが難しい場合はリセット(初期化)を含む以下の対処法を試してみてください。初期化や復元は完了まで時間が掛かるため、十分に時間を確保できる時に実施することをお勧めします。

  • iPhoneの再起動
  • iPhoneをリカバリーモード(もしくはDFUモード)で起動し、iOSをアップデートし直す。(手順はAppleサポート記事参考
  • 設定一般リセットすべての設定をリセット(iPhone内の設定全般が初期化されます)
  • 設定一般リセットすべての設定をリセットすべてのコンテンツと設定を消去、その後バックアップから復元。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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