【iPhone】iOS14.4でバッテリーの減りが早い、長持ちしない問題と対処

iOS14.4アップデート以降、一部でバッテリーの持ちが良くなったとの報告がある一方で、依然として「バッテリー残量が急激に減る」「バッテリー残量が増減しない」「交換して間もないバッテリーの減りが早い」など、バッテリーパフォーマンスの悪化を報告する声も増えています。

iOS14.4でもバッテリーの減りが早いとの声も

先日リリースされたiOS14.4では、リリースノートにバッテリーパフォーマンスに関連する修正事項等は記載されていないものの、アップデートを適用した一部のユーザーから「バッテリーの持ちが良くなった」との声が増えています。

しかし、一方では「バッテリー残量が急激に減る」「バッテリー残量が増減しない」など、バッテリーパフォーマンスの悪化やバッテリー残量表示の正確性に関する問題を報告する声も増えており、使用環境によっては依然としてバッテリーパフォーマンスが低下する問題が継続しているようです。

iPhone8をiOS14.4に更新したら、バッテリーの減りが凄い。半日持たずに赤くなるぞ。

— akiyan (@akiyan_f100) January 29, 2021

再起動して充電後はまったくバッテリー残量が減らない。どないやねん😇＞iOS14.4 pic.twitter.com/1G2wwOKAzt

— かねピー (@kohcho) January 28, 2021

またiOS14.4アップデート適用後にバッテリーパフォーマンスが悪化する事例はAppleサポートコミュニティにも複数寄せられており、中には充電後１時間以内にバッテリー残量が100%から50%まで消耗したといった投稿もありました。

iOS 14.4 upgrade caused battery drainage from 100% to 50% within an hour after charging…

iOSアップデート適用後、数時間〜数日の間はバッテリーパフォーマンスが低下する場合があり、この場合は設定→バッテリーの所見および提案として「iOSをアップグレード中のため〜影響があります」が表示されることがあります。

iOSをアップグレード中のためiPhoneは通常より多く使用されています。これによりバッテリーの持続時間に影響がある場合があります。

上記の提案が表示されている場合は、iOSアップデート適用による処理の兼ね合いで一時的にバッテリーパフォーマンスが悪化している可能性があるため、案内が消える（数日〜１週間程度）まで普段通り使用し、バッテリーパフォーマンスが改善しないか確認してください。

iOS14.4アップデート適用後から数日〜１週間程度待ってもバッテリーパフォーマンスが改善しない場合、バッテリーが長持ちするよう以下の設定などを最適化するようにしてください。

iOS14.4で最適化したい設定

用途に応じてオフにしたい設定

iOSに問題が生じておりバッテリーパフォーマンスが低下している場合は、今後のiOSアップデートで修正される可能性もありますが、使用環境やデバイス固有の問題によりバッテリーパフォーマンスの低下を引き起こしている場合はiOSアップデートによる改善は難しいです。

もし設定→バッテリー→バッテリーの状態にバッテリーの修理交換を勧める案内が表示されている場合は修理を検討するようにしてください。

バッテリーの状態を確認しても問題無いにも関わらずバッテリーの減りが著しく早い場合は、手間は掛かりますがすべてのコンテンツと設定を消去（初期化）と復元でバッテリーパフォーマンスが改善しないか試してください。