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【iPhone】iOS14.3でアプリが起動できない問題と対処、M1版Mac miniと同期で問題が生じる場合も

iOS14.3アップデートを適用したiPhoneでインストール済みのサードパーティーアプリが起動直後に落ちる、クラッシュする問題が報告されています。

また一部ユーザーからはiPhoneをM1版Mac mini(Late 2020)と同期した後からアプリが起動できない不具合が生じたとの声もあります。以下詳細です。

追記:M1版Mac miniのみでは無く、M1版Mac全般で問題が報告されています。

インストール済みアプリが開けない、クラッシュする不具合

iOS14.3アップデートを適用したユーザーから、インストール済みのサードパーティーアプリ(Apple社製以外のアプリ)が開けない、起動できない問題がAppleサポートコミュニティで報告されています。

以下のAppleサポートコミュニティの投稿によると、iOS14.3アップデート適用直後は問題なく動作していたものの、数週間後にバッテリーの消耗が激しくなるのと同時にインストール済みのアプリがクラッシュするようになったようです。

I have not been able to access any apps (except for Apple apps) on my phone for the past hour, running on iOS 14.3 I have tried rebooting, and reinstalling the apps but the problem persists. Reinstallation failed too and won’t even install the apps at all.

The iOS was updated about 2-3 weeks ago when it was first released and I didn’t have any issues then. Also I noticed sudden battery drain hours before the apps crash.
Is there anyway to fix this? I can’t even access the Gmail app or WhatsApp at all.

上記投稿に対して他複数のユーザーが同様の問題が起きていると返信しており、少数ながらも日本ユーザーから同じ問題を報告する声も見受けられました。

初期化とiCloudバックアップの復元で改善報告

iOS14.3でアプリが開けなくなった場合、まず対処としてiPhoneの再起動やアプリの再インストールは試すべきですが、今回の問題を報告するユーザーからは再起動や再インストールでは改善せず、工場出荷状態に初期化しiCloudバックアップを復元することで改善したとの事例が報告されています。

I fixed it by doing a factory reset. Everything is back to normal now. Just be sure to have everything backed up on your iCloud before proceeding for factory reset.

Hope this helps.

M1版Mac mini(Late 2020)との同期でアプリがクラッシュする不具合

Appleサポートコミュニティでは、他にもiOS14.3をインストールしたiPhoneをM1版Mac mini(Mac mini Late 2020)と同期するとインストール済みのアプリが起動できなくなる不具合報告されています。

iPhone/iPad connected to M1 Mac mini, iPhone/iPad apps cannot be used and installed from app store, I tried re-install iPhone/iPad OS, reset all, it does not work. iPhone/iPad cannot install apps from App Store even the Apple store/Apple support app. and app installed on iPhone/iPad cannot be used. This happens when iPhone/iPad connected to M1 Mac, then click “get started” on “Mac finder-locations-iPhone/iPad interface”.

もしiPhone(iOS14.3)をM1版Mac mini(Mac mini Late 2020)と同期した後にアプリが起動できなくなった場合は、iPhoneで設定一般すべてのコンテンツと設定を消去の順に操作して初期化し、iCloudからバックアップを復元することで解決するようです。(iCloudバックアップが作成済みであることが前提)

ただし、上記手順で不具合解消後にM1版Mac mini(Mac mini Late 2020)と再び同期すると不具合が再発するようなので、iOSもしくはmacOSのアップデートにより不具合が対処されるまでの間はPCとの同期を控える必要があります。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

  • Comments ( 2 )
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  1. 同じく
    我が家はiphone xとM1 MacBook Airです
    アプリが開けない上に、ダウンロードし直すと途中で強制キャンセル
    Appleのサポートは結論初期化
    iPhoneもMacも初期化しましたが、再発(同期してしまった!バックアップはキャンセルしたのですが。。)
    しかも同期して即座に症状が出たら気がつくのですが!遅効性!?気がつくと症状が出ている。。。

    • コメントありがとうございます。
      Appleサポートコミュニティ等でも同様に初期化が基本的な案内となっているようです。
      OSアップデート等で改善されるまでは同期は控えたほうが良いのかもしれませんね..。

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