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【Spotify】メールアドレスやパスワードが勝手に変更される不正ログインが急増(2023年8月23日)

2023年8月23日頃から、音楽配信サービス「Spotify」で勝手にメールアドレスやパスワードを変更される、不正ログイン被害が急増しています。ユーザーからは「メアドを勝手に変えられた」「Spotifyが乗っ取られた」といった声が増えています。

Spotifyのメールアドレス、パスワードが勝手に変更される被害が急増

2023年8月23日頃から、音楽配信サービス「Spotify」に不正ログインされてしまい、勝手にメールアドレスやパスワードが変更されるユーザーが急増しています。

Spotifyに不正ログインされると、公式メールアドレス([email protected])から「Spotifyに新しいログインがありました」や「Eメールの変更」など、以下の件名の通知メールを受信することがあります。

  • Spotifyに新しいログインがありました
  • Eメールの変更
  • パスワードが変更されました

メール「Spotifyに新しいログインがありました」が届いた場合について

公式メールアドレス([email protected])から、「Spotifyに新しいログインがありました」といったメールを受信した場合は、メール本文のアカウントを保護するをクリックし、パスワードを変更できないか試してみてください。

その際には、アカウントを保護するのリンク先が「http://wl.spotify.com」から始まるURLになっており、最終的に「https://www.spotify.com/」に接続されることを確認してください。もし上記以外のURLの場合は、フィッシング詐欺メールの可能性があります。

Spotifyに新しいログインがありました

新しいデバイスからのログインが確認されました。 ご自分でログインした場合は、ご心配いりません。

地域アメリカ
時間2023年8月23日 9:58:18 JST

心当たりがありませんか?
アカウントを保護しましょう。時間は数分しかかかりません。

アカウントを保護する(URL:http://wl.spotify.com/ls/click?…)

このメールがSpotifyから送信されていることを確認してください。 support.spotify.com/article/suspicious-email/

メール「Eメールの変更」が届いた場合について

公式メールアドレス([email protected])から、「Eメールの変更」といったメールを受信した場合は、不正ログインにより登録メールアドレスが変更されている可能性があります。そのため、ブラウザ版Spotifyにメールアドレスとパスワードを入力してもログインに失敗します。

もしブラウザ版Spotifyでログインに失敗した場合は、公式メールアドレス([email protected])にメールで対応を依頼するか、問い合わせフォームからアカウントの復旧を依頼してください。

Spotifyよりお知らせです。

お客さまがSpotifyアカウントに登録されているメールアドレスが、最近変更されました。

変更前のメールアドレス:(メールアドレス)
現在:(メールアドレス)

お客さま自身が変更を行った場合は、このメールは無視してください。このメールは確認のために送信しています。

お客さまが変更を行っていない場合は、[email protected]にメールを送信してSpotifyにお知らせください。原因を調査して、再度ご連絡いたします。

メール「パスワードが変更されました」が届いた場合について

公式メールアドレス([email protected])から、「パスワードが変更されました」といったメールを受信した場合は、不正ログインによりパスワードが変更されている可能性があります。そのため、ブラウザ版Spotifyにメールアドレスとパスワードを入力してもログインに失敗します。

もしメール「Eメールの変更」を受信していない場合は、Spotify公式サイトの「パスワードのリセット」にアクセスし、パスワードを変更できないか試してください。既に登録メールアドレスも変更されている場合は、問い合わせフォームからアカウントの復旧を依頼してください。

パスワードが変更されています。

お客さまのご要望により、パスワードが変更されています。

パスワードの変更に心当たりがない場合は、Spotify がアカウントを保護するお手伝いをいたします。詳しくはサポートページをご覧ください。

日本語対応サポートは混雑、英語版サポートがお勧め

2023年8月22日時点、Spotifyの日本語対応のサポートが混雑しており、通常よりも待ち時間や対応までに要する時間が長くなっています。もし翻訳アプリなどを使用しながらでも英語による会話が可能であれば、英語版のサポートでアカウントの復旧依頼が可能です。こちらであれば前述した方法よりも早い対応が期待できます。

英語版のサポートでは、AIによる定型文対応となっており、途中からオペレーターに切り替わる仕組みになっています。以下は英語サポートを利用した際のオペレーターに繋がるまでの流れになるので、英語版のサポートを利用する場合は参考にしてください。

※ プレミアム会員の場合は、直近の利用明細のスクリーンショットや写真があると手続きがスムーズです。

  • (AI)「Hi, you're through to the Spotify support bot. Please describe your issue to get started.」
  • (自分)「I can't log in.」
  • (AI)「We noticed you're not logged in, please pick an option below:…」
  • (自分)Can't log inを選択する
  • (AI)「To help us find your account, do you know your email address?」
  • (自分)「Yes」を選択する
  • (AI)「Great! Enter your email address.」
  • (自分)Spotifyの登録メールアドレスを入力する
  • (AI)「Here's what we got from you: (メールアドレス). Is this correct?」
  • (自分)Yesを選択する
  • (AI)「What’s your name? (Just so we know what to call you).」
  • (自分)呼び名となる自分の名前を入力する
  • (AI)「Here's the name we got from you: (名前). Is this correct?」
  • (自分)Yesを選択する
  • (AI)「Thanks. Hold tight while we take a look…」
  • (AI)「We can help with your account.」
  • (AI)「Do you think someone may have accessed your account without your permission?」
  • (自分)Yesを選択する
  • (AI)「We'll connect you to an advisor. They may need to verify you're the account owner. If Premium, prepare a picture of a recent Spotify charge on your bank statement.」
  • (AI)「Let us know when you have that ready.」
  • (自分)I have it readyを選択する
  • (AI)「An advisor is best to help with this.」
  • (AI)「Connecting you to an advisor now. Our advisors aim to get back to your messages within 5 minutes. If you can’t stick around, you can return to continue later. We appreciate your feedback! As part of our commitment to improving our service, you may receive a survey at the end of this conversation. Please let us know how we did.」
  • 英語サポートチームの担当者に接続されます。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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