SBAPP

【Googleマップ】「バス停が消えた」との声相次ぐ 地図情報変更による影響の対策方法について

Googleが提供している地図サービスGoogleマップが、国内地図情報をデジタル地図調製業者のゼンリンの提供情報から、機械学習技術やGoogleストリートビューなどの情報を活用した自社情報に変更した影響により、ユーザーから「バス停が消えた」「バス停が見れない」などの声が相次いでいます。

Googleマップからバス停の情報が消える

これまでGoogleマップでは、地図情報として国内大手のデジタル地図調製業者ゼンリンから提供されている情報を使用していましたが、最新の機械学習技術やストリートビュー画像などを活用した、自社製の新しい地図情報に切り替えました。

日本における Google マップの次のステップは、より柔軟かつ包括的なマップを皆さまに提供することです。そのために、ストリートビュー画像、交通機関を含む信頼のおける第三者機関から提供される情報、最新の機械学習技術、地域のユーザーの方々からのフィードバックなどを活用し、新しい地図を開発しました。

引用:Google Japan Blog

地図の大元である情報が変更された影響で、これまでは表示されていたバス停や細道など一部の地図情報が消え、ユーザーからは「Googleマップからバス停が消えた」「一部の道が消えている」「建物の情報が古い」「劣化した」などの声が挙がっています。

Googleマップが自社情報に切り替えた以上、今後Googleマップで以前の地図を見ることは出来ませんが、ゼンリンの提供情報を使用している大手の地図サービスは他にもあります。

Yahoo!MAP(Yahoo!地図)はゼンリン情報使用でバス停も表示

Yahoo! JAPANが提供している地図サービス「Yahoo!MAP(Yahoo!地図)」は、Googleマップでも使用していたゼンリンの地図情報をもとに地図を作成しており、Googleマップからは消えたバス停の位置も確認できます。UIが違うことさえ除けば、以前のGoogleマップ相当の情報量や精度に相当するかと思います。

■1/750~1/38万の地図について
1/750~1/38万縮尺地図については、株式会社ゼンリンから提供された情報をもとに地図を作成しており、Googleマップでは以前まで表示されていたバス停の位置も確認できます。

引用:Yahoo!地図 ヘルプ

Googleマップにおいても、公式ブログで「地域のユーザーの方々からのフィードバックなどを活用」と記載されているので、今後徐々に精度や付加情報が改善されるかと思いますが、しばらくの間は以前よりも不便な状態が続きそうです。

Yahoo! MAP
カテゴリ: ナビゲーション
無料
※最新価格はAppStoreを確認して下さい。
App Storeからダウンロード

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメントを投稿する(承認後に反映されます)

*

Return Top