iPhoneに「Not Enough Storage」と表示された時は、iCloudの容量が不足しておりバックアップが出来ないことを警告しています。
この問題は、iCloudストレージの追加容量を購入することで解決もできますが、まずはバックアップ対象のアプリを絞り込んで無駄を省くことが優先です。(解決出来れば月々の出費が浮くため)
特にLINE MUSICなどの月額制音楽配信アプリで、楽曲をオフラインに保存して再生している場合は、iCloudの容量が不足しがちなので要注意です。
目次
バックアップ項目の見直しをしよう!
1.不要なデバイスのバックアップを削除する
機種変更をしていると、既に使用していないデバイスのバックアップがiCloudに残る場合があります。
不要なデバイスのバックアップは、以下の手順で削除することができます。
iPhoneの「設定」→「iCloud」→「容量」→「ストレージを管理」から、使用していないデバイスの項目をタップ。
「バックアップを削除」をタップ。
「オフにして削除」をタップ。
2.フォトライブラリをオフにする
写真やスクリーンショットを撮影していると、写真だけでも容量が数GBに膨れあがります。
フォトライブラリをオフにするだけでも、iCloudストレージの容量を大きく節約することができます。
iPhoneの「設定」→「iCloud」→「容量」→「ストレージを管理」→「”デバイス名” このiPhone」をタップ。
「フォトライブラリ」をオフにする。
「オフにして削除」をタップ。
※ iCloudからは写真の復元が出来なくなるので、大事な写真は必ず外部ストレージ(DropboxやPC)にバックアップを取るようにしてください。
3.アプリの見直し
使用容量の大きいアプリは、iCloudバックアップの対象から外したほうが良いです。
一般的なアプリは、復元時にApp Storeより再ダウンロードされる仕組みになっており、使用容量が小さく抑えられているので、バックアップ対象から外さなくても問題はありません。
ですが、アプリのキャッシュファイルについては丸々バックアップする必要があるので、キャッシュを多用するアプリ(LINE MUSICなどのオフラインでも再生ができる音楽配信アプリや、オフラインでも読み込みができるニュースアプリなど)は、バックアップ対象から外すと良いです。
フォトライブラリと同じ手順で該当のアプリの項目をオフにしてください。
4.手動でバックアップを試す
バックアップ項目の整理を終えたあとは、「設定」→「iCloud」→「バックアップ」→「今すぐバックアップを作成」の順にタップして、バックアップができるか試してみてください。
バックアップは、予期せぬトラブルが起きた時に助けてくれる大事な機能なので、常日頃から最新のバックアップを取るよう心がけると安心です。
コメントを投稿する(承認後に反映)