2026年3月9日現在、PayPayを装った詐欺SMS「【お支払いのご案内】料金引落が不成立となりました。定められた期限内にオンラインでお支払ください。」が出回っています。
筆者の検証端末でSMSに記載されたURLを確認したところ、PayPayを装ったフィッシングサイト(paypay.○○○.me)に転送されました。
「このページを "PayPay" で開きますか?」と表示され、悪質なアカウント「携帯料金(6851円)」への送金画面に誘導されるため注意してください。
目次
PayPayを装う詐欺SMS「料金引落が不成立となりました」
2026年3月9日、料金引落が不成立になったとして、オンラインでの支払いを求める詐欺SMSが出回っています。
差出人には「PayPay」と表示されますが、PayPayから送られた正規のSMSではありません。
PayPayの「送る・受け取る」機能を悪用して、現金を送金させようとする特殊詐欺なので無視してください。
【お支払いのご案内】料金引落が不成立となりました。定められた期限内にオンラインでお支払ください。https://○○○
偽サイトからPayPayアプリの送金画面に直接誘導
筆者の検証機でSMS記載のURL(https://qr-○.○○/○○)を調査したところ、PayPayアプリに移動を促すページ(https://paypay.○○.me)に転送されました。
フィッシングサイトでは、個人情報の入力を求められることで違和感に気づくケースもありますが、今回の手口はPayPayアプリへの移動のみを促します。

Safariから直接アプリを開くことができる、「このページを "PayPay" で開きますか?」が表示されるため、疑いなく開いてしまう方も多そうです。
アカウント名「携帯料金(6,851円)」への送金は詐欺
問題のウェブサイトからPayPayアプリに移動すると、アカウント「携帯料金(6851円)」への送金画面が表示されます。
アカウントのアイコンにPayPayのロゴが表示されますが、PayPayの「送る・受け取る」を悪用した詐欺であり、携帯料金の請求ではありません。
PayPayを開いてしまった場合は、送金ボタン「○○○円を送る」をタップせず、PayPayアプリを閉じて無視してください。

※ 括弧内の金額は6,851円に限らず、6,850円など複数パターンを確認しています。
今後も文章を変更してSMSが拡散される可能性
PayPayを装った詐欺SMSは数ヶ月前から蔓延しており、「料金引落ができませんでした」とするものや、PayPay請求書払いを騙るケースもあります。
今後も「料金引落ができませんでした」「料金引落に失敗しました」など、文章を変更して拡散される可能性が高いため注意してください。
送金してしまったら? 「受け取り前」ならキャンセル可能
PayPayで送金してしまった場合は、PayPayアプリのホームで「取引履歴」を選択し、「受け取り依頼をキャンセルする」をタップすると中止できます。
ただし、相手が受け取り前である必要があり、キャンセル操作ができない場合は、既に受け取られている可能性が高いです。
PayPay残高の「送る・受け取る」機能による被害は、PayPayの補償対象外とされているため、最寄りの警察署や消費者センターへの相談が必要です。
お客様ご自身がPayPayの残高を送る・受け取る機能を使っているため、PayPayの補償制度の対象外となります。
引用:PayPay
PayPay悪用の詐欺アカウントを報告する手順
PayPayの「送る・受け取る」機能で被害にあった場合、補償を受けることはできませんが、以下の手順で詐欺アカウントを報告することはできます。
他の誰かが被害に遭うことを防げる可能性や、今後の対策に役立てられる可能性があるため、ぜひ報告を検討してみてください。
過去の取引を報告する手順:
- PayPayアプリで「送る」をタップ
- 履歴から報告したい相手とのチャットを開く
- 報告する取引をタップ
- 「取引を報告する」をタップ
- 詳細を入力し「この内容で報告する」か「報告して、この相手をブロックする」をタップ
携帯電話料金の支払い状況は公式サイトや公式アプリで確認
PayPayから「料金引落ができません」や「料金引落に失敗」といった、明細も記載されていないSMSが届くことはありません。
携帯電話料金の支払い状況に不安がある場合は、必ずキャリア公式サイトや公式アプリからマイページ等を開き、支払い状況を確認してください。
キャリア各社のマイページ:


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