iOS17.2以降、一部のiPhoneでWi-Fiが繋がらない、Wi-Fiに自動接続されない、Wi-Fiが切れる問題が発生しています。SNS上では、「iOS17.2.1にしたら自動でWi-Fiを掴まなくなった」「iOS17.2.1にしてからYouTube開けない、5Gにすると開ける」といった声があります。
目次
iOS17.2、iOS17.2.1でWi-Fiが繋がらない等の問題
iOS17.2以降、一部のiPhoneでWi-Fiが繋がらない、自動接続されない、勝手に切れるといった問題が報告されています。Wi-Fiに関する問題はiOS17.0以降から指摘されており、iOS17.2ベータ（21C5029g ）時点で解消されたとの情報もありますが、iOS17.2以降もWi-Fiの問題を指摘する声は多いです。
As a result of your feedback, there are software changes in the latest update, build 21C5029g, that have resolved this issue. You can see the software build your device is running and check for the latest update by tapping on Settings > General > Software Update.
引用：iClarified
Wi-Fiが繋がらない、自動接続されない、勝手にモバイル通信に切り替わるなど
AppleサポートコミュニティやSNSでは、主に「Wi-Fiが突然繋がらなくなる」「Wi-Fiが自動接続されない」「勝手にWi-Fiからモバイル通信に切り替わる」といった問題を指摘する声が多い印象です。
また、検証機のiPhone 14 Proでも、iOS17.2～iOS17.2.1でWi-Fiが突然繋がらなくなる問題が生じており、Safariでページが開けなくなることが多々あります。その都度Wi-Fiのオンオフで対処しているものの、再発を繰り返している状況です。
今回のようなWi-Fiに関する問題は、iOS15やiOS16の頃にも発生しており、いずれもiOSアップデートによって改善しています。iOS17.2のWi-Fiの問題に関しても、根本的な解決にはiOSアップデートを待つ必要があるかもしれません。
I updated to iOS 17.2 and have been experiencing WiFi connectivity problems and related speed problems. I can usually “fix” this by powering my phone off (iPhone 13 pro max). Sometimes I have to power off more than once. WiFi calling also seems to be having issues (randomly not working). Anyone else having either of these issues?
WiFiのオンオフ、VPNの削除、ネットワーク設定のリセット等
iOS17.2以降、Wi-Fiが繋がらない、Wi-Fiが自動接続されない、Wi-Fiからモバイル通信（4G / 5G）に切り替わるなど、Wi-Fiに関する不具合が発生している場合は、以下の対処法を試すようにしてください。
- iOS17.2以降、Wi-Fiが繋がらない・自動接続されない・切れる時の対処
- 設定→Wi-Fi→Wi-Fiのスイッチのオンオフ
- 設定→Wi-Fi→接続中のWi-Fi横にあるiボタン→プライベートWii-Fiアドレスをオフにする※
- VPNの使用を中止する（VPNプロファイルの削除）
- ルーター、モデム、ハブなどのネットワーク機器の再起動
- iPhoneの再起動
- 設定→一般→転送またはiPhoneをリセット→リセット→ネットワーク設定をリセット
※ プライベートWi-Fiアドレスをオフにすると、ネットワーク事業者等がアドレスとネットワーク活動や位置情報を紐づけやすくなる懸念があります。セキュリティを重視する場合は、プライベートWi-Fiアドレスはオンのまま使用してください。
Wi-Fi ネットワークと通信するため、デバイスは MAC (Media Access Control) アドレスと呼ばれる一意のネットワークアドレスを使って、ネットワーク上で自身を識別する必要があります。デバイスがすべてのネットワークで常に同じ Wi-Fi MAC アドレスを使っていると、時間の経過に伴い、ネットワークの事業者やその他のネットワーク観測者がそのアドレスをデバイスのネットワーク活動や位置情報に紐付けることがたやすくなります。そのため、ある種のユーザ追跡やプロファイリングが可能になるわけですが、これはすべての Wi-Fi ネットワーク上のすべてのデバイスに当てはまります。
引用：Apple
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