2022年1月26日現在、Apple IDでサインインできない不具合(障害)が発生しており、ユーザーから「アプリがダウンロードできない」「Apple IDでサインインできない」「アプリ内課金ができない」などの声が急増しています。
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Apple IDでサインインできない障害が発生
2022年1月26日午前9時頃より、Apple IDのサインインに関連する動作が不安定になっており、App StoreやiCloudサービス全般、Apple IDとのアカウント連携に対応したアプリ、iOS設定アプリ等でApple IDでサインインできない不具合(障害)が発生しています。
- App Storeでサインインできない(失敗する)
- アプリをダウンロードできない
- アプリ内で課金できない
- 「Apple ID設定をアップデート」が表示されるもサインインできない
- iCloud関連サービス(iCloudバックアップ、iMessage、写真など)が使えない
Apple IDのサインイン時の認証に失敗しているようなので、既にサイン済みのサービスであればサインアウトしない限りは正常に利用できます。(Apple IDの認証が発生する機能、アプリ内課金購入やダウンロードは利用できません)
サービスが復旧するまで待機する
今回のApple IDでサインできない問題は、日本国内外で相次ぎ報告されていることから、Appleのサーバーやネットワーク側に問題があるものと思われるので、iPhoneの初期化などの対処はせずサービスが復旧するまで待機するようにしてください。
iCloud関連サービスで障害ステータスが続々
2022年1月26日12時05分時点、Appleのシステム状況ページでは、iCloud Web Apps(iCloud.com)やiCloudバックアップなど、以下7つのサービスで利用できない、もしくはアクセスできない障害が発生していることを確認できます。
- Game Center
- iCloud Web Apps(iCloud.com)
- iCloudストレージアップグレード
- iCloudバックアップ
- iCloudメール
- iMessage
- 写真
Apple IDやApp Storeの稼働状況は「利用可能」となっているものの、障害ステータスが挙がっているサービスはいずれもApple IDと関連のあるものであることから、Apple IDの認証サービスでも何らかの問題が生じている可能性が考えられます。(あるいはApple ID側に原因がありこれらの障害を引き起こしている可能性もありえます)
またAppleのシステム状況ページは随時更新されており、2022年1月22日11時時点では3つのサービスのみ障害ステータスが挙がっていたものの、執筆時点(同日12時)では7つのサービスまで増えており、今後も影響範囲が広がるかもしれません。
26日16時頃からパスワードを入力するよう「設定」app から通知が出るようになりました。怪訝に思ってパスワードを打つ前に、まずこのブログを見てAppleIDの障害だと判り、そのまま放置することにしました。
今朝(27日)App store から10個くらい「app更新」通知が来ていたので、いつも通りそのまま「すべてアップデート」したら 特にパスワードの入力を求められることもなく、通常通りにアップデート完了できました。
ちなみに未だに「Apple ID設定をアップデート」のバッヂは出たままですが、LTE・Wi-Fi とも正常に機能中。(端末: iPhoneSE 第1世代 iOS15.2.1)