iOS14.7.1アップデート適用後、一部のiPhoneで「バッテリーの減りが早い」「Phone本体が熱い」「バッテリーパフォーマンスが悪化した」等の問題がAppleサポートコミュニティでTwitterで報告されています。
目次
iOS14.7.1でバッテリーの減りが早い、熱い等の問題
先日リリースされたiOS14.7.1アップデート適用後、一部のiPhoneでバッテリーパフォーマンスの悪化や本体が発熱する問題が各所で報告されています。
Hi,
Battery drain is happening after updated to iOS 14.7, the percent is jumping from 77% to 71% without almost any use, I am using the iPhone 11 Pro normal and my battery health is still on 100%.
Is anyone experiencing this too?
After updating my phone to ios 14.7.1 my battery drained fast. Help me how to fix this
Twitter等でも同様の声が散見されますが、iOS14.7.1アップデートの適用によりバッテリーパフォーマンスが回復した事例、あるいは変化なかったとの事例もあり、必ずしも全てのデバイスでバッテリーパフォーマンスが悪化するという訳では無いので誤解しないよう注意してください。
バッテリーの所見および提案の表示を確認する
iOSアップデート適用後にバッテリーパフォーマンスが低下する問題はiOS14.6以降から特に多く報告されていますが、もし設定→バッテリーの所見および提案に「iOSをアップグレード中のため〜影響があります」と表示されている場合は、時間が経過することで改善する可能性があります。
iOSをアップグレード中のためiPhoneは通常より多く使用されています。これによりバッテリーの持続時間に影響がある場合があります。
Appleサポートコミュニティで推奨されたバッテリー節約方法
iOSアップデート適用後からバッテリーの減りが早い場合、以下のAppleサポートコミュニティでAppleが”推奨”のタグが付与された設定や使い方を見直すなどしてバッテリー消耗を抑え、バッテリーの駆動時間そのものを長くもたせるほかありません。
- 画面ミラーリングの使用を控える
- iPhoneを低電力モードで使用する
- iPhoneの自動ロックを1分に設定する
- アクセシビリティ機能「自動で電話に出る」をオフにする
- 使用していないアプリのプッシュ通知をオフにする
- 画面の明るさを自動設定にする(設定>アクセシビリティ>画面表示とテキストサイズ>明るさの自動調節)
- コントロールセンターから手動で画面の明るさを暗くする
- 長時間の映像ストリーミングは可能であれば他デバイスで視聴する(テレビなど)
- 起動したアプリをマルチタスク画面から完全に終了しない(最小化した状態で使い続ける)
- プライバシー→位置情報サービスで、アプリの設定を可能な限り「使用中のみ」に変更する
- メールの受信頻度(フェッチ)やカレンダーのデータ取得頻度を減らす
- 設定→一般→Appのバックグラウンド更新で不要なアプリをオフにする
- バッテリー残量が20〜30%になる前に充電する
- Wi-Fi環境がある場合は積極的に利用する
- モバイル通信やWi-Fi通信の電波強度が低い、圏外になる場合は機内モードを使用する
- Wi-FiやBluetoothを使用していない場合はオフにする
- 設定→モバイル通信でWi-Fiアシストを有効にする
- 設定→バッテリー→バッテリーの状態に交換を勧めるメッセージ等が表示されていないか確認する
もしiOSアップデート適用後にバッテリーの減りが非常に早い状態が数日続いている場合は、Appleにフィードバックを送り、iOSアップデートによる対処を待つ必要があります。
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