Appleが今秋リリースを予定しているメジャーアップデートの各種ベータ版、iOS 15 beta 3やiPadOS 15 beta 3などが開発者向けにリリースしました。
- macOS Monterey beta 3 (21A5284e)
- iOS 15 beta 3 (19A5297e)
- iPadOS 15 beta 3 (19A5297e)
- watchOS 8 beta 3 (19R5302f)
- tvOS 15 beta 3 (19J5304d)
目次
iOS 15 beta 3ではSafariのUI調整、最適化が中心に
Appleが開発者向けにリリースしたiOS 15 beta 3では、主にiOS 15で大幅な刷新が行われるSafariに関する新機能追加や変更、設定アプリ内のリセット画面の刷新などが行われています。
- SafariのURLバーをタップした際に使用できる検索ボックスがキーボード上部に表示されるように変更。
- Safariのフローティングタブバーを長押しすると表示されるメニューにリロードが追加。(iOS15ではページ最上部に表示されるページ名、タブ名の部分が画面下に移動し、フローティングタブバーとして刷新されます)
- 設定アプリ内のリセット画面が刷新され、iPhoneを転送するボタン(主に機種変更時等の使用を想定)、リセットボタン、全てのコンテンツと設定をリセットボタンの3つのみ表示。
- App StoreにiOS 15で追加された新機能等を解説するスプラッシュスクリーンが追加
- 新機能「フォーカス」の設定画面のUI調整
- アルバムアートワークや曲に基づいて色などが変化するApple Musicウィジェットが追加。一時停止を表すラベルも追加。
- iOS15のユーザビリティ機能、バックグラウンドサウンド(背景音楽)に関するショートカットオプションの追加
Safari使用時の操作や目線が下半分で完結するように
iOS 15では数多くのアプリや画面が大幅刷新されますが、その中でもSafariはとくに大きく変化します。
iOS14.XではURLバーやページ名(タブ名)がページ最上部に表示されますが、iOS 15では全て画面下部に集約され、現在のメニューバー(ブックマーク、共有など)で使用できる機能も全てフローティングタブバーとして生まれ変わります。
今回リリースされたiOS 15 beta 3ではSafariのUIが更に洗練され、基本的に画面下半分の操作だけで完結するようになり、且つ検索ボックスなども下半分に集約されたことにより、Safari操作時に目線を上下に動かす必要がなくなりました。
iOS 15の新機能や対応機種について
iOS 15の新機能や変更点については、WWDC 2021での発表内容を【iPhone】iOS15の新機能がWWDC2021で発表、新機能や対応機種の詳細について、対応機種は【iPhone】iOS15アップデートの対応機種まとめ、iPhone 6s以降の機種が対応でまとめています。
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