iOS14.6アップデート適用後、一部のiPhoneでバッテリーの最大容量の減りが早くなる問題が報告されており、AppleサポートコミュニティやTwitterで「iPhoneのバッテリー最大容量の減りが早い」との声が多く挙がっています。
目次
iOS14.6アップデート後にバッテリー最大容量の減りが早い問題
iOS14.6アップデート適用後、設定→バッテリー→バッテリーの状態で確認できる、バッテリーの最大容量の減りが早くなる問題が一部のiPhoneで報告されています。
バッテリー最大容量が減る問題はTwitterなどのSNSでも報告する声が多く、iOS14.6アップデート適用後〜数日掛けてバッテリー最大容量が数%低下したとの声、逆にバッテリー最大容量が増えたとの声もあります。
iOS14.6にアップデート後、バッテリー最大容量が著しく低下しています。
この様な状態に遭遇された方は居られますか?
Why battery health decreased after update 14.6 of 11pro ?
After new update 14.6 why my iphone 11 pro battery health decreased so quickly?
iPhone 11シリーズ、iOS14.5未満からアップデートした場合
iOS14.5未満のiPhone 11シリーズをiOS14.6以降にアップデートした場合、バッテリー最大容量の予測精度が低下する問題の対処として、自動でバッテリー最大容量やピークパフォーマンスの調整が行われます。
その場合、バッテリーの状態画面に「バッテリーの状態報告システムによって最大容量とピークパフォーマンス性能を再調整しています。この処理には数週間かかる場合があります。」といった、バッテリーに関する重要なメッセージが表示されるため、再調整が終わるまで待つ必要があります。
iOS 14.5 には、一部のユーザに見られるバッテリー状態の予測精度の問題に対処するためのアップデートが組み込まれています。これにより、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max のバッテリーの状態報告システムが、バッテリーの最大容量*やピークパフォーマンス性能を再調整するようになります。このバグには、バッテリーの消耗が想定外に速いという症状があり、ピークパフォーマンス性能が低下するという症例もわずかですが報告されています。これは、バッテリーの状態報告が精度を欠いているだけで、実際のバッテリーの状態に問題があるというわけではありません。
引用:Appleサポート
バッテリー最大容量の数%程度の減りは気にしなくても良い
iOSアップデート適用後からバッテリー最大容量の減りが早い、増減するといった事象はiOS11.Xの頃から報告されていますが、バッテリー最大容量の値はソフトウェア(iOS)が予測して検出した値となるため、数%程度の増減であれば気にしなくて大丈夫です。
実際にバッテリー最大容量が80%以上にも関わらず、設定→バッテリー→バッテリーの状態にバッテリー交換を推奨するメッセージが表示され、Apple正規サービスプロバイダにて診断を受け無償交換(保証期間内)となったとの事例もあり、環境によってはバッテリー最大容量が数%程度ずれることがあります。
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