TwitterなどのSNSでYouTubeアプリの国・地域設定を日本に変更するユーザーが相次いでいます。突如YouTubeアプリの地域設定を再確認するユーザーが続出している背景として、アーティストグループ(Snow Manなど)の楽曲がビルボード・ジャパンのランキング上位に入ったことが影響しているようです。
目次
YouTubeアプリの国・地域設定を見直すユーザー相次ぐ
2020年1月15日現在、ビルボード・ジャパンのランキング上位にアイドルグループ(Snow Man、SixTONESなど)が浮上した影響を受け、YouTubeの再生回数ランキングが反映されることを目的として、iPhone版YouTubeアプリで国・地域設定を見直すユーザーが続出しています。
YouTubeの住まいが大抵の人は米国になってるらしい。日本にしないと再生回数に反映されないとか。よくわからないけど。#JO1
— (@sarepo_sky) 2020年1月15日
BillboardランキングのYouTubeってライセンスの問題??それとも米国を日本にしたからランクインするようになったの???
Snow Man / D.D.— ぽんburst (@mmr_pon_s) 2020年1月15日
たぶんみんなYouTubeの国設定米国になってるから一度確認してみてください〜国内じゃないと反映されないし pic.twitter.com/NtvsoNGJzd
— (@nonchan____730) 2020年1月15日
ビルボード・ジャパンのランキング反映がきっかけに
ビルボード・ジャパンでは、国際標準コード「ISRC」が付番された楽曲を使用した動画(YouTube動画側でISRCフィールドの設定も必要)の再生回数を集計しランキングに反映しています。
そのため、ISRCが付番されていない楽曲を使用したPV等の場合、ビルボード・ジャパンの集計対象からは除外されるため、例え国内で数百万再生に到達した場合でもランキングには反映されません。
ランクインしていないのは、ウィークリーでの国内における再生回数が圏外であったか、ISRCを動画アップロード時に付番していないか、の理由が考えられます。私達は後者の理由の払拭を目指し、各社様に今後も引き続き呼びかけを続けていきます。
引用:ビルボード・ジャパン
またビルボード・ジャパンの動画再生ランキングは、YouTube上の再生回数をそのまま反映しているのでは無く、国内での週間再生回数をYouTube独自のアルゴリズムでカウントしているとFAQに記載されており、具体的な再生回数のカウント方法は公開されていません。
再生回数はYouTube独自のアルゴリズムにより、適正に判断されたアクションのみ再生としてカウントしています。ISRCによるアプローチも含め、これらの集計方法はビルボードの米国やカナダHot100と同じです。
引用:ビルボード・ジャパン
このことから、ビルボード・ジャパンの上位ランキング入りを果たしたアーティストのファンからは、「YouTubeアプリの国・地域設定が日本でなければカウント対象にならない」と予想する声があがり、YouTubeアプリの国・地域設定を見直すユーザーが続出しているようです。
※ 実際にはアプリの地域設定では無く、動画を再生した地域の接続情報(IPアドレス)を参照している可能性が高いかと思います。
YouTubeアプリの国・地域設定を日本に変更する
YouTubeアプリを起動して、画面右上のプロフィールアイコン→設定の順にタップ。
国/地域をタップして、日本を選択して完了です。
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