2025年3月4日現在、X(旧Twitter)で不審なリスト「a」に追加される事例が報告されています。
このリストに追加されているとスパムDMが届く原因になる可能性があり、ユーザーからは「スパムDMが多くてリストを確認したら"a"があった」といった投稿が増えています。
目次
スパムの可能性があるリスト「a」に注意
2025年3月4日現在、X(旧Twitter)で「a」という名前のリストに追加されるケースが増えています。
このリストに追加されるとスパムDMの受信が増える場合があります。実際に筆者のXアカウント(@secretbase_app)もリスト「a」に追加されており、連日スパムDMが届く状況が続いています。

「a」などのリストに追加されるとスパムDMが増える
X(旧Twitter)で「スパムDM 多い」や「DMスパム 報告」などのキーワードで検索し、直近24時間の投稿から、スパムDMを多く受信していると思われるユーザー28名のリストを確認したところ、28名中11名がリスト「a」に追加されていました。
- リスト「a」に追加されていないユーザー:17名
- リスト「a」に追加されているユーザー:11名
また、リスト「a」に追加されていないユーザーの中には、スパムが作成したと思われる別のリストに追加されているケースも見られました。
これらの状況から、スパムDMを送信する側はリストを利用する仕組みを採用している可能性が考えられるため、不審なリストをブロックすることで、スパムDMの受信を減らせる可能性があります。
リストの名前に「a」などを使っている場合は?
X(旧Twitter)上のユーザーの反応を見る限りでも、今後「a」などの不審なリストの作成者をブロックするユーザーが増えることが予想されます。
もし「a」や意味を持たない名前のリストを使用している場合は、リストの名前を日本語や英語で意味のあるものに変更することをお勧めします。
スパムの可能性があるリストの特徴
前述した28名のリストを確認したところ、スパムに悪用されていると思われるリストでは、リストの作成者が日本人以外のアカウントと思われる点など、以下の特徴が見られました。
- リストの作成者が日本人以外のアカウント(タイムラインが英語、あるいは投稿が少ない)
- リストの名前が英語や数字の一文字(a、1など)
- リストの名前が意味をなしていない英語
- メンバー数が多い(数千人)
特に今回のリスト「a」については、これら全ての特徴と一致しており、筆者が確認した限りでは「普通の用途」としては考えにくい、不審なものが非常に多く見受けられました。
スパムの可能性があるリストをブロックする
X(旧Twitter)では、以下の手順で自分がメンバーとなっているリストを確認できます。先ほどの特徴に一致するような不審なリストに追加されている場合は、作成者をブロックすることをお勧めします。
- X(旧Twitter)アプリを開く
- 左上の「プロフィールアイコン」をタップ
- 「リスト」をタップ
- 右上の「・・・」をタップ
- 「自分がメンバーとなっているリスト」をタップ
- 「a」などの不審なリストをタップ
- 右上の「・・・」をタップ
- 「@○○○さんをブロック」をタップ
- ブロックの確認で「ブロック」をタップ
- 再び確認が表示される場合は「ブロック」をタップ
スパムDMを送信している悪意あるアカウントが、必ずしもリストを使用しているとは限りませんが、もしリストが原因となっている場合は、スパムDMの受信が減る可能性があるので是非試してください。
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これ厄介なのは企業公式も「a」のリストに入れられている点ですよ。
公式アカは基本リプ等に反応しないので指摘も中々しにくいです。
この事実を知ったSNSの担当が確認してくれるのが一番ですがまずこのような事態を気付かせるのが難しいのがまた…