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【メール】「お支払い方法の情報を更新してください」Amazonを騙る詐欺の詳細と対処

2024年1月頃から、Amazonを騙る詐欺メール「お支払い方法の情報を更新してください」が出回っています。メールには、Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトのURLリンクが記載されているので注意してください。

詐欺「お支払い方法の情報を更新してください」が急増

2024年1月頃から、Amazonを騙る詐欺メール「お支払い方法の情報を更新してください」が出回っており、SNSなどで受信を報告する声が挙がっています。

メールには、Amazonプライム会費の支払い方法に問題があるとして、支払い方法を更新するよう記載されていますが、Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトへの誘導を目的とした嘘であるため、URLリンクをクリックしないよう注意してください。

お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。

支払方法を更新する

Amazonプライムをご利用いただきありがとうございます。

Amazonプライム会費のお支払いにご指定いただいたお客様のお支払い方法が承認されないため、Amazonプライムの会費(税込4,900円)を請求することができませんでした。
現在、Amazonプライム会員の特典はご利用いただけません。30日以内に、アマゾンからの請求へのお支払いが確認できない限り、お客様のAmazonプライム資格はキャンセルあるいは一時停止されます。
他の有効な支払方法への更新・追加をされたい場合は、以下の手順に従ってお支払方法を更新してください。

  1. お客様のお支払い方法にアクセス
  2. Amazonプライムに登録したAmazon.co.jpのアカウントを使用してサインイン
  3. 登録済みのお支払手段の有効期限を更新、または新しく支払い手段を追加し、「続行」ボタンをクリック

現在ご指定のお支払い方法が承認されない原因は、提携会社(クレジットカード会社等)の事情により異なりますが、利用可能限度額の超過、有効期限切れ、カード利用不可などがかんがえられます。大変お手数ですが詳細についてはサービスの提供会社に直接お問い合わせください。

Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
今後ともAmazon.co.jpをよろしくお願いいたします。

Amazonアカウントの登録氏名、宛名の記載を確認する

Amazonから配信される重要なメールには、本文の冒頭にAmazonアカウントの登録氏名が記載されています。フィッシング詐欺メールの場合は宛名が無記載か、「メールアドレス様」や「お客様」といったように省略されていることが多いです。

また、Amazonから送信されるメールの多くは、Amazon公式サイトのメッセージセンターに同じ内容のメッセージが配信されます。これを利用し「メッセージセンターにメールと同じ内容のメッセージが届いているか」といった基準で、メールが本物か偽物か判断できる場合があります。

Amazon公式サイトで「メッセージセンター」を確認する

リンク先で操作を求めるメールにはテキスト形式のURLが記載

Amazonアカウントのセキュリティに関するような一部のメールは、メッセージセンターに配信されない場合があります。こういったメールの場合は、指定されたリンク先で操作を必要とするケースが多いため、メール本文の末尾に「コピー&テキスト用のテキスト形式のURL」が記載されています。

そのため、メール本文のリンク先にアクセスする必要がある場合は、このテキスト形式のURLが「https://www.amazon.co.jp」から始まることを確認し、ブラウザにURLをコピー&ペーストしてアクセスすることをお勧めします。

このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。

https://www.amazon.co.jp/a/c/r/●●●

詐欺サイトでAmazonアカウント、パスワードを入力した時の対処

Amazonを騙るフィッシング詐欺メールに記載されているURLリンク先で、Amazonアカウント情報を入力してしまった場合は、Amazon公式サイトのアカウントサービスでパスワードを変更するようにしてください。

パスワードの変更後は、注文履歴非表示にした注文を確認し、身に覚えがない注文が見つかった場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡するようにしてください。

Amazonアカウントのパスワード変更手順
  1. Amazon公式サイトを開く
  2. Amazonアカウントを入力してサインイン
  3. ページ右上の人の形をしたアイコン(本名さん)をタップ
  4. アカウントサービス横のすべてを表示をタップ
  5. 名前、Eメール、携帯番号、パスワードの管理をタップ
  6. パスワード欄の横にある編集をタップ
  7. 現在のパスワードと新しいパスワードを入力
  8. 変更を保存をタップ

詐欺サイトでクレジットカード情報を入力した時の対処

フィッシング詐欺サイトでクレジットカード情報を入力してしまった場合は、不正利用被害に遭う恐れがあるため、券面裏に記載されているヘルプデスク等に連絡し、「フィッシング詐欺サイトでカード情報を入力したこと」を必ず報告するようにしてください。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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