【iPhone】iOS17で通話履歴（着信履歴・発信履歴）が消える問題の詳細と対処

iOS17アップデート後、iPhoneの通話履歴（着信履歴・発信履歴）が消える問題が報告されています。ユーザーからは、「iOS17で着信履歴と発信履歴が全て消えた」「iOS17.0.1にアプデしたら通話履歴が消えた」との声が増えています。

iOS17で通話履歴（着信履歴・発信履歴）が消える問題

iOS17アップデート後、電話アプリの履歴画面で通話履歴（着信履歴・発信履歴）が消える問題が報告されています。この問題はiOSアップデートによって発生することがあり、iOS16.Xの頃にも報告されていた事象です。

iOS17.0.1にアプデしたら通話履歴が消えたぞぃ……

— みや (@miya_orz) September 23, 2023

iOS17にして着信履歴と発信履歴が全部消えた😇

— 天音 白丸 (@amaneshiromaru) September 23, 2023

再起動、バックアップがある場合は復元を試す

iOS17アップデート後に通話履歴（着信履歴・発信履歴）が消えた場合は、iPhoneの再起動やSIMの再挿入で通話履歴が表示されないか試してください。またアップデート以前にバックアップを作成している場合は、復元することで通話履歴が元に戻る可能性もあります。

同じApple IDでサインインしている他デバイスを確認する

前述した方法では通話履歴が戻らない場合は、同じApple IDでサインインしている他のデバイス、機種変更前のiPhone、iPadなどに通話履歴が残っていないか確認してください。

同じApple IDでサインインしており、且つ同じネットワークにアクセスしているデバイスがあるのであれば、通話履歴が同期されている可能性があります。

空き容量が少ないままアップデートすると一部データが消える

iPhoneストレージの空き容量が少ない状態でiOSアップデートを実行すると、システムが空き容量を確保するために不要になったアイテムを削除する場合があります。

この機能で削除の対象となるのは、使用していないアプリやローカルキャッシュ"など"とされており、これに通話履歴が含まれているかについては、Appleサポート記事では言及されていません。ただ、設定→一般→iPhoneストレージで空き容量が少なくなっている場合は、何らかの影響が生じている可能性は考えられます。

デバイス本体の空き容量が少なくなってくると、App のインストール、iOS や iPadOS のアップデート、曲のダウンロード、ビデオの撮影などの際に自動的に空き容量が確保されます。

空き容量を増やすため、再ダウンロードが可能なアイテムや、不要になったアイテムがデバイスから削除される場合もあります。その対象となるのは、使っていない App や、iCloud Drive にあるファイルのローカルキャッシュなどです。さらに、一時ファイルが削除され、デバイス上のキャッシュが消去されます。

引用：Appleサポート

※ 空き容量が少ないまま使い続けると、iOSアップデートなどにより一部のデータが消えてしまったり、繰り返し再起動（リンゴループ）される問題が起きることがあるので注意してください。