iOS17.5アップデート後、一部のユーザーからApp Storeが消える問題が報告されています。ユーザーからは「App Storeが表示されなくなった」「App Storeが消えた」といった声があります。この問題を検証したところ、スクリーンタイムのコンテンツとプライバシーの制限が原因である可能性があります。
目次
iOS17.5でApp Storeが消えた、表示されない問題について
iOS17.5アップデート後、一部のユーザーからApp Storeが消える問題が報告されています。この問題が発生すると、ホーム画面やアプリライブラリでApp Storeが表示されなくなり、ストアにアクセスできなくなります。
また、Google検索を介してApp Storeにアクセスすることもできなくなり、App Storeのリンクをタップすると、エラー「ページを開けません。アドレスが無効です。」が発生するようになります。
iOS17.5にしたらapp storeアプリが消えて再表示されなくなった
iPhone13Pro、iPadPro共に
iOS17.5にしたらappsが消えてアプリのインストールができなくなりました
コメント投稿者:ユウさん
So when I set installing apps to 'allowed' and go to my homescreen; appstore pops up and then dissappears. i cant see it in the apps list, or search. and i cannot access it.
(訳) アプリのインストールを「許可」に設定してホーム画面に戻ると、App Storeが表示されてすぐに消えてしまいます。アプリ一覧や検索に表示されず、アクセスすることができません。
引用:reddit
スクリーンタイム、コンテンツとプライバシーの制限が原因
iOS17.5アップデート後、App Storeが表示されなくなった場合は、スクリーンタイムのコンテンツとプライバシーの制限が原因になっている可能性があります。
iOS17.5の検証機でコンテンツとプライバシーの制限をオンにしたところ、iTunesおよびApp Storeでの購入のインストール、アプリの削除、アプリ内課金の3項目が許可になっているにも関わらず、App Storeが表示されないことを確認しました。
一方、iOS17.4.1をインストールした検証機では、これら3項目を許可している場合は、コンテンツとプライバシーの制限がオンになっていても、App Storeが表示されることを確認しています。
コンテンツとプライバシーの制限をオフにする
検証機では、iTunesおよびApp Storeでの購入に関するスイッチのオンオフ、デバイスの再起動(強制再起動含む)では改善できず、コンテンツとプライバシーの制限をオフにすることでのみ、App Storeを表示できる状況です。
iPhoneで発生した不具合の対処法として、初期化や復元、リカバリーモードによる再アップデートといった方法もありますが、前提としてPC環境が必要であったり、時間や手間が掛かるといった難点があります。
もしコンテンツとプライバシーの制限をオフにしても問題が無いのであれば、今後のマイナーアップデートで問題が対処されるまでの間は、設定の変更で対処することをお勧めします。
コンテンツとプライバシーの制限をオフにする
- 設定を開く
- スクリーンタイムをタップ
- コンテンツとプライバシーの制限をタップ
- コンテンツとプライバシーの制限をオフにする
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