2022年9月20日、AppleがApp Storeで販売するアプリやアプリ内課金の値上げを発表した影響により、「App Storeの値上げはいつから?」「サブスクも値上げ?」「アプリ内課金はいくら値上げされる?」など疑問の声が増えています。
目次
2022年10月5日から有料アプリ・アプリ内課金が値上げ
Appleが2022年9月20日(日本時間)に、日本、チリ、エジプト、マレーシア、パキスタン、ポーランド、韓国、スウェーデン、ベトナムなどを対象に、App Storeでのアプリ販売価格、アプリ内課金の値上げを発表しました。
なお、今回の値上げは2022年10月5日から実施されるため、それまでの期間であれば従来の価格でアプリ、アプリ内課金の購入が可能です。
2022年10月5日から、チリ、エジプト、日本、マレーシア、パキスタン、ポーランド、韓国、スウェーデン、ベトナム、およびユーロを通貨とする全地域のApp StoreでのAppとApp内課金(自動更新サブスクリプションを除く)の価格が上がります。ベトナムでは、5%の付加価値税(VAT)および5%の法人所得税(CIT)を含む適用税の徴収および納付をAppleに義務付ける新しい規制も反映されています。
引用:Apple
有料アプリやアプリ内課金が3割程度値上げ
Appleが価格改定後の有料アプリやアプリ内課金の価格をPDFで公開しれており、以下は執筆時点の価格 (2019/10/01 ~ 2022/10/04)と値上げ後の価格(2022/10/05 ~)を並べた表になりますが、左右見比べると3割程度の値上げが行われることがわかります。
Tier | 2019/10/01 ~ 2022/10/04 | 2022/10/05 ~ |
---|---|---|
0 | 0 | 0 |
1 | 120 | 160 |
2 | 250 | 320 |
3 | 370 | 480 |
4 | 490 | 650 |
5 | 610 | 800 |
6 | 730 | 1,000 |
7 | 860 | 1,100 |
8 | 980 | 1,200 |
9 | 1,100 | 1,500 |
10 | 1,220 | 1,600 |
11 | 1,340 | 1,800 |
12 | 1,480 | 1,900 |
13 | 1,600 | 2,000 |
14 | 1,720 | 2,200 |
15 | 1,840 | 2,400 |
16 | 1,960 | 2,600 |
17 | 2,080 | 2,800 |
18 | 2,200 | 2,900 |
19 | 2,320 | 3,000 |
20 | 2,440 | 3,200 |
21 | 2,580 | 3,400 |
22 | 2,700 | 3,600 |
23 | 2,820 | 3,800 |
24 | 2,940 | 3,900 |
25 | 3,060 | 4,000 |
26 | 3,180 | 4,100 |
27 | 3,300 | 4,200 |
28 | 3,420 | 4,400 |
29 | 3,540 | 4,600 |
30 | 3,680 | 4,800 |
31 | 3,800 | 4,900 |
32 | 3,920 | 5,000 |
33 | 4,040 | 5,200 |
34 | 4,160 | 5,400 |
35 | 4,280 | 5,600 |
36 | 4,400 | 5,800 |
37 | 4,520 | 5,900 |
38 | 4,640 | 6,000 |
39 | 4,780 | 6,200 |
40 | 4,900 | 6,400 |
41 | 5,020 | 6,600 |
42 | 5,140 | 6,800 |
43 | 5,260 | 6,900 |
44 | 5,380 | 7,000 |
45 | 5,500 | 7,200 |
46 | 5,620 | 7,400 |
47 | 5,740 | 7,600 |
48 | 5,860 | 7,800 |
49 | 5,980 | 7,900 |
50 | 6,100 | 8,000 |
(省略) | (省略) | (省略) |
87 | 119,800 | 158,800 |
「石」などのアプリ内課金も値上げの対象
App Storeで実施される値上げの対象として「App StoreでのAppとApp内課金の価格が上がります。」とあることから、アプリ内課金で提供されているコンテンツ全般、「有料石」などと呼ばれるものも一律値上げとなる
サブスクリプションの価格は値上げされず据え置き
今回の値上げにはアプリ内で提供されているアプリ内課金コンテンツは含まれていますが、自動更新サブスクリプションに関しては値上げの対象外とされています。
そのためApple MusicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービス、動画ストリーミングサービなど、毎月サブスクリプション利用料が発生するものに関しては、現在の価格のまま利用し続けることができます。
2022年10月5日から、チリ、エジプト、日本、マレーシア、パキスタン、ポーランド、韓国、スウェーデン、ベトナム、およびユーロを通貨とする全地域のApp StoreでのAppとApp内課金(自動更新サブスクリプションを除く)の価格が上がります。
引用:Apple
コレマジかよ?!
無理無理もうiOS無理です。Androidに代えます。
ただでさえGoogle playのポイントで課金をいくぶんか賄えるシステムが羨ましかったのに
たとえGoogleplayが後追いで値上げするとしても
課金額そのものが上がるからiOSから撤退するしか無い。
さよならApple。iPhoneが唯一あなたとの接点だったけど、もう会うことはないね。
コメントありがとうございます。
円安の影響がいよいよストアに..といった感じですね。
ソーシャルゲームのプレイヤーからすると痛手な値上げであることに間違いないと思います。
今後円高になればストア価格が値下げされると思うので、その時にまたiPhoneを検討してみるのも良いかと思います:)
イヤイヤ、円安で値上げだから反応するが、円高には無反応でしょう。そもそも値下げ見ったことある?
2011年に当時115円だったTier帯を85円に値下げしています。もし円高に転じてその状況が長く続けば実質値下げとなることも十分あり得ます。
手数料率据え置きなら
旧Tier25で販売していたものを、新Tier19にするだけなのでユーザーへの販売額・企業の取り分が大幅に減るわけではない??
という書き込みがチラホラありますけど、どうなんでしょう
価格更新後にどのTier帯に設定するかはデベロッパーの判断となるので、アプリによって課金が大幅値上げになるもの、若干の値上げになるもの、ほぼ添え置きになるものと分かれることが予想されます。
こればかりはデベロッパー次第..といったことになりそうです。