今回はアプリやWebサービスを連携させ、様々な操作を自動化するアプリ「IFTTT」を解説します。
様々なメディアやブログがIFTTTに関する解説や情報を取り上げてはいるものの、いざ使ってみると「英語で意味がわからない」「何が出来るのかイマイチわからない」「どう使えば良いのかわからない」といった方も、多いのではないでしょうか?
そこでシリーズ掲載“今から始めるIFTTT”として、IFTTTの基本的な概念から使い方まで出来る限りわかりやすく解説していきます。
今回は第1回目となるので、そもそもIFTTTとは何なのか?についてお話します。
目次
IFTTTって何?
IFTTTは「IF This Then That(もし◯◯をしたら、その時は◯◯をする)」の頭文字から作られた造語です。
ユーザーは、ThisとThatに当てはまるトリガー(きっかけ)やアクション(動作)を選び、異なるアプリやWEBサービス同士をレシピ呼ばれる物で紐付けることで、一連の操作を自動化出来るサービスです。
IFTTT:トリガーとアクションで、異なる2つのアプリを組み合わせて動作の自動実行ができるアプリ
トリガー:アクションを実行する為の”きっかけ”
アクション:トリガーを満たした際に実行する”動作”
レシピ:トリガーとアクションを組み合わせを記録した一連のプログラム
レシピ作成の具体例
This(トリガー)の設定
まず「IF This Then That」のThis部分に当てはまる、アクションを実行するきっかけとなるアプリやWEBサービス(トリガーチャンネル)を候補の中から選択します。(執筆時点での登録サービス数は269種)
例えば写真を撮影した時に、自動的に写真をDropboxにアップロードしたいのであれば、ここでは「写真アプリ」を選ぶことになります。
This部分に当てはまるアプリを選択した後は、“トリガー(きっかけ)”を候補から選択します。
iOS標準の写真アプリであれば「カメラロールに写真を追加」「スクリーンショットを撮影」などの条件が用意されています。
※ ここでは例として「スクリーンショットを撮影」を選択します。
That(アクション)の設定
次に「IF This Then That」のThatに当てはまる、トリガーが満たされた際に自動実行するアプリやWEBサービス(アクションチャンネル)を候補の中から選択します。
※ ここでは例として「Dropbox」を選択します。
アクションチャンネルを選択した後は、“アクション(動作)”を候補から選択します。
「Dropbox」であれば、「ファイルの追加」「テキストファイルの作成」などが用意されています。
※ ここで一例として「ファイルの追加(アップロード)」を選択します。
完成レシピ
これまでの一連の操作をすると「スクリーンショットを撮影したらDropboxに追加する」といった一つのレシピが完成します。
あとはIFTTTで作成したレシピをアクティブ(オン)にするだけで、レシピの内容が自動で実行されます。
IFTTT:トリガーとアクションで、異なる2つのアプリを組み合わせて動作の自動実行ができるアプリ
トリガー:アクションを実行する為の”きっかけ”
アクション:トリガーを満たした際に実行する”動作”
レシピ:トリガーとアクションを組み合わせを記録した一連のプログラム
トリガーチャンネル:アクションを実行する為のトリガーとして使用するアプリやWEBサービスの候補
アクションチャンネル:トリガーを満たした際にアクションとして使用するアプリやWEBサービスの候補
次回はiPhone版IFTTTのアカウント取得方法と実際のレシピ作成方法を解説します。
第二弾公開しました(2016/01/20 追記)
IF by IFTTT
カテゴリ: 仕事効率化
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