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【iPhone】Googleマップアプリにシークレットモードが追加、ver.5.32アップデートが配信

GoogleがiOS版Googleマップアプリ(Google Mpas)の最新アップデート(ver.5.32)をApp Storeでリリースしています。今回のアップデートでは、Android版Googleマップアプリで先行実装されていたシークレットモードが追加されています。

検索した場所などがGoogleアカウントに保存されない

iOS版Googleマップアプリ(ver.5.32)では、プロフィール写真をタップすると表示されるメニュー内からシークレットモードを利用することができます。

Googleマップ、シークレットモード
シークレットモードを解除する時も手順は同じ。

シークレットモードをオンにすると、Googleマップアプリで検索した場所や移動した場所がGoogleアカウントに保存されなくなります。

5.32
Google マップでプライバシーを管理する新しい方法が追加されました。場所や経路の検索といったアクティビティを Google アカウントに保存したくない場合に、シークレット モードが使えるようになりました。

シークレットモード中に制限される操作や機能

シークレットモードを利用することで、Googleマップアプリで検索した場所や移動した場所がGoogleアカウントに保存されなくなりますが、アクティビティを利用したマップのカスタマイズなど、次の操作と機能が制限されます。

シークレットモード中に制限される操作

  • アカウントへの閲覧履歴や検索履歴の保存、通知の送信
  • ロケーション履歴または共有中の現在地情報の更新(ある場合のみ)
  • アクティビティを利用したマップのカスタマイズ
シークレットモード中に制限される機能

  • 通勤
  • おすすめ
  • ロケーション履歴
  • 現在地の共有
  • 通知とメッセージ
  • 検索履歴
  • 検索の補完候補
  • Google マップの投稿
  • オフライン マップ
  • マイプレイス
  • メディアの統合

ロケーション履歴に関しては、“Googleマップアプリだけでは無く、デバイス全体でロケーション履歴が一時停止となる”とヘルプに記載されているので、普段からロケーション履歴を活用している場合は、シークレットモード使用後に解除を忘れないよう注意が必要です。

ロケーション履歴
ヒント: Google マップだけでなくデバイス全体でロケーション履歴が一時停止されます。

引用:Googleヘルプ

追記

メニュー内に「シークレットモード」が表示されない場合、複数アカウントを追加している場合はアカウントの切り替え、単一アカウントのみの場合はアカウントなしでマップを使用を選び、再び元のアカウントに切り替えるとメニュー内に「シークレットモード」の項目が表示される場合があります。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

  • Comments ( 2 )
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  1. アプリのバージョンを5.32に上げても、アカウントによってはシークレットモードのメニューが出ない様です。
    Googleが新機能を段階的にロールアウトしていくのはいつものことなので、これも同じことかもしれません。
    その場合でも「アカウントなしでマップを使用」のメニューはあるようなので代替手段として使えます。

    • コメントありがとうございます。同様の症状をサブ機で確認しました。
      対処法として、アカウントを切り替えることでメニューに「シークレットモード」が反映されることを確認できたので、記事末に追記させて頂きました。

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