2025年11月22日現在、Instagramアプリで投稿のキャプションに追加できるハッシュタグが3つまたは5つに制限される事例が増えています。
この問題は海外ユーザーからも報告されており、一部アカウントでのみ上限が引き下げられていることから、テストが行われている可能性が考えられます。
根本的な解決にはInstagram側の対応が必要ですが、現時点ではPCブラウザ向けのデスクトップ版Instagramからであれば制限を回避できる場合があります。以下詳細です。
目次
インスタでハッシュタグが3つ・5つまでに問題が発生
2025年11月22日現在、Instagramアプリで投稿に追加できるハッシュタグの上限件数が3つまたは5つに制限される事例が増えています(ユーザーの言及:ポスト1、ポスト2)。
執筆時点では、ハッシュタグの上限件数が3つまでに制限されるケースが多いものの、先日までは「5つまでに制限された」との報告が多く見られました。
キャプションに追加できるハッシュタグは3件までです
キャプションに追加できるハッシュタグは5件までです
不具合かテストかは不明、公式ヘルプは「最大30個」のまま
ハッシュタグの上限件数について、Instagramヘルプセンターでは「1つの投稿に使用できるタグは最大30個です」のまま更新されていないことから、今回の問題は不具合かテストのいずれかの影響と考えられます。
恒久的な仕様変更の場合はヘルプセンターの情報もアップデートされるはずなので、執筆時点では仕様変更の可能性は低いです。
1つの投稿に使用できるタグは最大30個です。1つの写真や動画に31個以上のタグを含めると、 コメントを投稿できなくなります。
不具合かテストの切り分けについては、現時点ではInstagram公式から関連する情報は発信されていないため、どちらとも断定できない状況です。
ただ、Instagramの責任者であるアダム・モッセーリ氏は約7ヶ月前(2025年4月頃)のインタビュー動画で、ハッシュタグの現状と今後について言及しており、これが関係している可能性があります。
アダム・モッセーリ氏へのインタビュー内容(一部):
- 現在のハッシュタグはリーチにとって重要ではない
- ハッシュタグを悪用したスパム対策を進めている
- ハッシュタグが完全に削除されるとは思わない
- 進化させる方法はいくつかあると思う
- 今後1、2年で検索がどうなるか見ていく
一部アカウントでのみ制限?テストの可能性が高い理由
アダム・モッセーリ氏のインタビュー動画の内容と以下の状況から、Instagramが一部アカウントで「ハッシュタグの上限件数を引き下げるテスト」を行っている可能性が高いと考えられます。
テストの可能性が高いと判断した状況:
- 国内外の一部アカウントでハッシュタグの上限件数が3つまたは5つに制限
- 複数アカウントのうち、片方のアカウントのみ制限されている場合がある
- 日が変わると件数が変化することがある(3つから5つ、またはその逆)
- スマートフォン向けのInstagramでのみ制限が設けられている
- PCブラウザ向けのデスクトップ版Instagramでは制限が適用されない
デスクトップ版Instagramでは従来通りの投稿可能
現時点では、今回のハッシュタグの上限件数の制限はモバイル向けのInstagramでのみ適用されているため、PCブラウザでアクセスできるデスクトップ版Instagramでは従来の制限で投稿や編集が可能です(検証端末で確認)。
なお、iOS26以降のiPhoneを使用している場合は、以下の手順でiPhoneからデスクトップ版Instagramにアクセスできます。

iOS26以降のiPhoneでデスクトップ版インスタにアクセスする手順:
- ブラウザでInstagramを開いてログインする
- 検索バー(URL)の左にある「四角ボタン」をタップ
- 右下の「・・・」をタップ
- 「デスクトップ用Webサイトを表示」をタップ



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