2025年11月17日現在、Amazonを装った詐欺メール「【重要】Amazon Prime会員資格の停止について」が出回っており、SNS上では『支払い方法更新のURLタップしてログインしそうになってしまった』との声も見られます。
このメールには、Amazonプライム会費のお支払い方法が承認されないと書かれていますが、フィッシングサイトへ誘導する詐欺メールです。
正規メールの場合だと、Amazonアカウントの登録氏名やURLのテキスト記載、メッセージセンターにも配信されることが多いです。以下詳細です。
目次
詐欺「重要】Amazon Prime会員資格の停止について」に注意
2025年11月17日現在、Amazonプライムの会費の支払い方法が承認されないとして、リンク先で支払い方法の変更を促す詐欺メールが出回っています。
差出人には「Amazon Prime」や「Prime Amazon」と表示される場合もありますが、このメールはAmazonを装った詐欺メールなので無視してください。
Amazonプライムをご利用いただきありがとうございます
Amazonプライムの会費のお支払い方法が承認されないため、Amazonプライムの会費(税込600円)をご請求することができませんでした。
現在、Amazonプライム会員の特典はご利用いただけません。引き続きAmazonプライムの特典をご利用されたい場合、お支払い方法を更新するには、以下のリンクをクリックしてください。
お支払い方法を更新する
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様のAmazonプライム会員資格はキャンセルされます。
…
Amazonを装ったフィッシングサイトに誘導
メール内の「お支払い方法を更新する」をクリックすると、Amazonを装ったフィッシングサイトに転送され、偽のログインページが表示されます。
Amazonアカウント(メールアドレス、電話番号、パスワード)やクレジットカード情報を入力すると、不正アクセスや不正利用される可能性があります。
また、SNS上では「マレーシアの航空券を買わされるところだった」との口コミもあるため、誤って商品を購入しないよう注意してください(ユーザーの言及:ポスト1)。
Amazonアカウントやカード情報を入力した時の対処
偽サイトでAmazonアカウントやクレジットカード情報を入力してしまった場合は、以下の対処を行ってください。
偽サイトでAmazonアカウントを入力した時の対処:
- Amazon公式サイトのアカウントサービスからパスワードを変更する
- 注文履歴に不審な注文がないか確認
- 身に覚えのない注文をあった場合はAmazonカスタマーサービスに連絡
偽サイトでクレジットカード番号を入力した時の対処:
- クレジットカードの発行会社にフィッシングサイトでカード情報を入力した旨を報告(連絡先はカード裏面などに記載があることが多い)
メッセージセンターで正規メールか確認する
Amazonから配信される正規メールは、Amazon公式サイトや公式アプリから確認できるメッセージセンターにも配信されることが多いです。
メールが本物か偽物か迷う場合は、まずメッセージセンターに同じ内容のメッセージが届いているか確認することをお勧めします。
ただし、「メッセージセンターに届いていない = 詐欺メール」と判断すると、Amazonから配信される重要なメールを見落とす可能性があるため、次に解説する見分け方も重要です。
メッセージセンターに届かないメールの見分け方
メールと同じ内容のメッセージが届いていない場合、フィッシングメールの可能性があるため注意が必要ですが、パスワードリセット時の「amazon.co.jp:パスワード回復」など、一部メッセージセンターに配信されないものもあります。
なお、リンク先で操作を必要とする可能性があるメールには、本文の冒頭にアカウントの登録氏名、最後にリンク先のURLがテキストで記載されていることが多いです。
詐欺メールでは宛名が「Amazonお客様」などの曖昧な表現になっていたり、URLのコピー&ペーストで対応できるテキストが省略されている傾向があります。
このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。https://www.amazon.co.jp/a/c/r/○○○
※ AmazonおよびAmazon ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。


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