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【X(旧Twitter)】画像リンク「app.link」を投稿するトレンドスパムの詳細と対処

2024年8月頃から、画像や動画に見せかけたリンク「app.link」を投稿するトレンドスパムが増えています。ツイートに添付された画像をクリックすると、外部サイトに転送されることがあるため注意してください。

画像や動画に見せかけたリンク「app.link」を投稿するスパムが増加

2024年8月頃から、トレンド関連のキーワードを悪用し、画像や動画に見せかけたリンク「app.link」を投稿するスパムが増えています。

記事公開時点では、台風に関連したキーワード(例:台風10号、台風の進路、関東直撃など)を含んだスパムが目立っており、台風の進路図などを装った画像リンクが添付されていることがあります。

投稿に添付された画像リンクを開いてしまうと、不審な海外サイトやアダルトサイトにリダイレクトされる可能性があるため、スパムが投稿した画像リンクを開かないよう注意してください。

ポストの内容にあわせた画像リンク、あるいは動画風の画像リンクを添付するスパムが増えています。

「場所:○○○」「○○○から」と表示される画像に注意

ツイートに添付された画像がリンクになっている場合、そのツイートの末尾に「場所:app.link」や「app.linkから」といったテキストが表示されます。

こういったテキストが表示されたツイートの画像をクリックすると、外部のウェブサイトに転送される場合があるため、信頼できないユーザーが投稿したリンクは開かないよう注意してください。

「場所:○○○」「○○○から」と表示された画像は外部リンク。 app.linkの部分は、別のドメインに変更される可能性も。

投稿クライアント「 Twitter for Advertisers」を除外して対策

スパム投稿の多くは、クライアント「 Twitter for Advertisers」を使用して投稿していることが多いようです。

そのため、検索キーワードの末尾に、検索コマンド「-source:Twitter_for_Advertisers」を付け加えることで、多くのスパムツイートを検索結果から除外することができます。

なお、Twitter for Advertisersは広告主向けのクライアントであるため、上記の検索コマンドを使用しても、一般ユーザーが投稿したツイートは除外されることなく、検索結果に表示されます。

左が検索コマンドを含めた検索結果。現時点では、広告主向けのクライアントアプリを除外すると、スパムが消えることが多い。

X(旧Twitter)の検索結果(検索コマンド有無)

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